自分を守るために投資をしよう!今すぐ始めるべき3つの理由。
どこにでもいる普通の営業マンtabesughiです。
プチブラック企業へ転職をし、そのストレスからくる暴飲暴食で体重が5kg増えてしまいました…
さて、転職先の業務内容に興味を持てない僕は、日々のモチベーションを社外に求めており、今では投資が趣味になっています。
結婚を機に投資に興味を持ち始め、転職で退職金が手に入った事でそのお金を有効に使いたいとの思いから本格的に投資をスタートしました。
今では近所にある本屋の投資コーナーの棚は全て読破してしまったので、新刊が入るのを楽しみにする毎日です。
投資が資産を守る!
投資を始める前の僕は、貯金が将来を保障してくれる唯一の方法だと思っていました。
そのため、20代はボーナスを定期預金に入れ、毎月の給料の余剰金は普通預金で貯蓄をしていました。
多くの方が、過去の僕と同じで「将来のためのお金=貯金」だと思われているのではないでしょうか。
しかしながら、現実は貯金でお金を守れませんし、投資をしない事でお金を増やす機会損失になります。
金融庁が発表した年金2000万円不足問題も、発表した金融庁は解決策として投資をあげていますので、やらない理由は少ないと思います。
※年金2000万円問題の詳細は、「年金2000万円不足問題は株式投資で解決する! - 食べすぎ営業マンのビジネスブログ」をご覧ください。
また、投資することで副産物的なメリットもあります。
- 貯金ではインフレ率に勝てない
- 昇給率より投資利益率の方が高い
- 投資をすると経済感度が上がる
貯金はインフレに勝てない
今の預金金利はニュース等でご存じのとおり、普通預金が0.001%が、定期預金が0.01%です。
定期預金に1,000万円預金して、年間1,000円しか増えません。
税金も20%かかりますので、実際に手元に残る利息分は800円程度です。
増えないよりはマシですが、悲しくなる数字です。
少しでも増えるなら別にいいじゃん!との考え方もありますが、インフレ率を考えると話は変わると思います。
インフレ(Infration)は、簡単に言うと物価が上昇する事です。
言い換えると、通貨の価値が下がります。
今まで100円で買えていた卵が110円に値上げされるような感じです。
日本はここ10年間で5%程度上昇しています。
(2019年10月からの消費増税で更に2%上がるのも確定しています)
もうお気づきだと思いますが、定期預金でも0.01%しか利息がもらえないのに、物価が年間0.5%上がるのであれば、貯金額が減るのと同じことです。
通帳に記載されている金額は変わらないので安心してしまうのですが、知らない間にそのお金で買える物は毎年少なくなっているのです。
なお、日本は強烈なデフレでしたが、ここ数年はアベノミクス効果もありインフレに戻ってきています。
資本主義において、インフレが進むことは健全に経済が成長していることになるので、物価が上がるのは良い事とされています。
ちなみに日本の目標インフレ率は年間2%です。
欧米含む海外も同じく2%目標です。
中長期で考えると、給与額や銀行金利がインフレ率を超えない限り、「貯金=お金が減る仕組み」となります。
昇給率より投資利益率の方が高い
サラリーマンの昇給額は、一部上場の大手企業でも毎年8,000円位だと思います。
単純計算ですが、額面20万円なら0.04%の上昇です。
物価上昇分を下回ります。
日本は年功序列の会社が多いため、若手には辛い社会です。
ちなみに、株式投資では一般的に年間3%程度の利益が出ると言われています。
これは、トマ・ピケティ著書「21世紀の資本論」で、r>gとしてより正しい過去データをもって証明されています。
「r」は資本収益率。簡単に言うと投資したら返ってくる金額です。
過去のデータでは4~5%です。
「g」は経済成長率。簡単に言うと給料の伸び率です。
過去のデータでは1~2%です。
つまり、たくさん投資出来るお金持ちは、あくせく働き毎月給料をもらう労働者よりも効率よく稼げるという事実です。
ナルホド!格差社会と言われるのも頷けます。
あくせく働き、ストレスで体重5kg増の僕としては衝撃の事実です。
投資をすると経済感度が上がる
貯金すると勝手に価値が下がるし、仕事を頑張るよりも投資の方が一杯お金を稼げるのであれば投資を始めようと考えるのが自然だと思います。
事実、僕は退職金を株式投資に回す決断をしました。
もちろん投資はリスクがあるので、リスクヘッジは勉強する必要があります。
(リスクヘッジは人生プランが大きく関係するので別でお話しする予定)
投資を始めて暫く経つと、副産物的なメリットに気づきました。
経済に対するアンテナ感度が高くなるという事です。
以前は、日経平均?NYダウ?と何の事か分かりませんでしたし、1ドル108円が円安なのか円高なのかすら判断できませんでした。
もちろん興味もなかったです。
でも投資を始めると、全ての指標が繋がって見えますので、世界経済全体を俯瞰的にとらえられるようになります。
風が吹けば桶屋が儲かるとは、正に言い得て妙だと思います。
この感覚は、本業の営業活動でも結構役に立つので、絶対投資なんかしないという方も遊び程度の金額でやってみると良いと思います。
営業マンは幅広い知識が求められますし、特に顧客の経営層にアプローチする時は、この感覚は必要だと思います。
また、投資で得た利益には20%の税金が掛かるのですが、税金が少なくなる方法はないのかと税金についても興味を持つと思います。
ここで色々な税金や確定申告の仕組みを知って、日本の税制はお金持ち(資本家)や公務員優遇なのだと気づきます。
(みなさん選挙に行きましょう!唐突ですが 笑)
投資は結局は自己責任ですし、投資を始めるかは個人の判断です。
僕は今回ご説明したことから、無理のない範囲で投資を続けようと思います。
お役に立てば幸いです。
転職後1ヶ月~3ヶ月の間に気を付けること ~自分に自信を持つ~
35歳で10年間働いた大手企業を退職し、超大手企業への転職を果たしたtabesughiです。同じ製造業に転職したのですが、それでも仕事内容が全く違うため日々悪戦苦闘しております。
転職後一番悩む時期が入社して3ヶ月目くらいだと思いますが、ここさえ乗り切れば前職と同じように、そんなに意識せずとも仕事がこなせるようになると思います。
僕の体験を踏まえ、どうやって乗り切りるかをお伝えします。
入社1ヶ月~3ヶ月は誰でも悩む
転職後1ヶ月も経つと本格的に仕事を振られます。
こちらから質問しない限りはアドバイスは貰えず、一人で淡々と仕事をする時間が増えると思います。
そして、入社3ヶ月くらいになると、少しずつ成果を求められるようになります。
大きな商談を制約させるような目に見える成果までは必要ありませんが、営業であればちょっとした顧客とのモメ事を単独で解決したり、難易度の高くない少額商談をまとめるようなレベル感です。
多くの転職者は業界も変わるケースが多いので、業界慣習の違いに苦しむと思います。
ものの言い方ひとつ取っても、前職で培った鉄板トークを話しても、顧客が全く反応しない等です。
僕の場合だと、品質トラブルがあった際、以前働いていた業界では解決目途(本当に可決できるかはその時点では問わない)を提示し、損失金額を補填することで解決できていたのですが、今の業界では損失金額補填は不要な代わりに徹底的な品質改善策を求められ困惑した経験があります。
また見積金額の設定でも苦労しました。
以前はカタログ品の販売だったため定価から何割値引くかという値決め方法だったのですが、現在は個別生産品のため原価に何割利益を乗せるかという逆の発想になります。
同じ製品なのに受注タイミングで原価が変動するという事になかなか慣れる事ができず、簡単な見積りも一日かけて作っていました。
ちなみに、僕の周りも当初は転職後のハイテンションで楽しそうでしたが、3ヶ月もすると軒並み辞めたいと言っていました。
自分に自信がなくなる
また、転職者は自分にある程度「外でも通じる」という自信があって転職しているケースが多いのですが、転職後の業界慣習になじめず全く結果が出せなくなることはよくあります。
小さな仕事を終わらせるのにも想定以上の時間が掛かるし、周りの社員を見ても同じレベルに達するまでどれだけの時間が掛かるのだろうと気が遠くなります。
追いつくまで会社に待ってもらえず、見切りをつけられてリストラ対象になったらどうしよう等とネガティブに考え始めたりもします。
そして、前いた会社や業界に関するHPを見て、活躍していた自分を懐かしく感じ、激しく転職を後悔します。
本当にミスマッチが起こっている場合はその感覚は大事にした方が良いのでしょうが、仕事が出来るようになるという観点では落ち込む必要は全くないです。
単にバイアスがかかっているだけです。
元いた会社や業界に戻ってもまた転職前と同じことに悩むのは明白です。
このように、本格的に仕事を任せられるようになると、過去の仕事をバリバリこなしていた自分とのギャップを感じることが多くなり、その違和感から自信を失っていきます。
どうやって乗り切るか?
不安を解消する方法は一つです。自分は新入社員だと割り切ってしまいましょう!
僕のように世間では一番の働き盛りと言われる30代中堅社員でも、新しい会社ではただの新人です。
一般的な社会常識や経験があるので大卒新人よりはマシですが、仕事の仕方は会社によって全く異なるため、「即戦力」という言葉に気負わず一日一日成長を感じられれば良いと思います。
転職したことの無いプロパー社員に限って「即戦力」とか「垂直立上げ」とか感情的な話をしてきます。無視してやりましょう!
そんな感情論の話してくる社員も、慣れた仕事をしているから仕事が出来ているだけで、転職したら同じことは確実に言えなくなります。
僕の場合、真剣にアドバイアスしてくれる人には耳を傾けますが、上から目線で営業論を語ってくる輩に対しては、「新製品をお互い未経験の市場でヨーイドンで売ることになれば自分の方が確実に売れる」と心の中で思いながらスルーしています。
能力を買ってもらい転職を果たした訳ですから、ビジネスマンとしては一定レベル以上の能力があると自信を持ちましょう。
自信さえ持てれば後は慣れの問題です。時間が勝手に解決してくれます。
気負わず着実に経験値を積みましょう。
まとめ
・入社3ヶ月頃が一番悩みやすく、みんな辞めたい度MAXな時期
・仕事を任せられるようになり、結果を出せずに自信を無くしがち
・上手くいかないのは新入社員だからと割り切る(事実そうなので)
・仕事の成果は時間が解決してくれる(慣れの問題)
お役に立てば幸いです。
ソリューション営業はオワコン??インサイトセールスを極める
30代中盤営業マンのtabesughiです。
2018年に外資系大手企業から日系超大手企業へ転職しました。
悪戦苦闘しながらも、外資系大手企業時代に学んだ営業ノウハウを武器に営業したところ入社初年度ながらも表彰をもらえました。(いきなり自慢ですみません)
新人時代に絶望的に売れない営業のレッテルを貼られていた僕でも、技術を身に着けることでトップ営業マンの仲間入りができました。 一番を取ることは出来ないかもしれませんが、確実に数字を出し続けるためのノウハウをお伝えします。
今回は中堅営業マン向けです。
ソリューション営業はオワコン
ソリューション営業(=提案型営業)が最高の営業スタイルであると、多くの営業が教えられてきました。
「商品をゴリ押しする押し売り営業スタイルはもう通用しない、お客様の言葉に耳を傾けるのです」と営業研修で何度も耳にしたと思います。
しかし、最高であるはずの「ソリューション営業」も近年ではオワコン化しました。
その結果、顧客とのコンタクト重視の営業マンは絶滅危惧種に認定される事になります。
オワコンになったのは、ヒアリング重視のソリューション営業では、顧客自身が既に認識している表面的な課題(顕在課題)しか聞き出すことが出来ないからです。
聞き出せた課題を解決するために営業は一生懸命提案しますが、提案する製品は往々にしてコモディティ化しており、競合他社の製品と代り映えのしないものでしょう。
顧客も自分が伝えた課題に対し、想定範囲内の製品を提案される事になりますので、営業の提案を評価しません。
その結果、余程のコンタクト(バーターとか、実は親戚とか)がなければ、競合製品の相見積もりを取られ、激しいコスト勝負となります。
想像しただけでも疲れてしまいますね。。。
コスト競争力のある製品を取り扱っていればこのやり方でも良いのですが、通常は提案で競合差別化をして利益率を高めることが営業活動の主目的(=存在意義)となりますので、別の手法を取る必要があります。
インサイト営業に解決策を見出す
ソリューション営業がもてはやされた時代と異なり、今は顧客が多くの情報を持っています。
そのため、顧客自身でも課題に対する解決策を認識しており、解決策となりうる商品やサービスについても良く勉強しています。
利益率高く自社商品やサービスを購入してもらうには、顧客の気づいていない潜在課題を提示し、オンリーワンの提案だと認識させる必要があります。
この場合、仮に提案製品が競合製品と似通っていても、顧客は気づきを与えてくれた営業マンを信頼しますので、激しいコスト競争に陥る可能性は極めて低くなります。
この状態に持っていくために、潜在課題を顧客に認識させる手法の一つとして「インサイト営業」が有効です。
インサイト営業(Insight Sales)とは、ハーバード・ビジネス・レビュー誌で2014年に発表された営業スタイルです。
僕も発表当時、会社からインサイト営業をやれとメーリングリストでこの記事が送り付けられまして、こんな高等技術できる訳ないだろと絶望した思い出があります。
でも、意識して日々活動すれば自然に出来るようになります。
インサイトセールスを実践するのは、面倒ですごく時間が掛かります。
ポテンシャル高い顧客に絞って実践すべきです。
僕の経験では、勝てる商談は自分が顧客より知識を持っていて、営業側から課題を提示できたケースが圧倒的に多いです。
逆に顧客から課題を提示された場合、大体がコスト競争に晒されて負けています。
(この場合は課題認識を再構築するための更に手の掛かる手法が必要です)
なお、少額商品の量販営業は積極的にこれをやる必要はないと思います。
1件に時間を掛けていられないと思いますので、フットインザドアみたいな技術論を頑張った方が良いと思います。
インサイト営業の具体的実践方法
インサイト営業は下記状態にあることが必須です。
- 顧客より顧客の業界を知っている
- 顧客より顧客を知っている
そして、顧客が考えている方向性の是非を問い正し、正しい方向へ導く意識が必要です。
そのためには顧客を導くだけの知見があることが必須条件となります。
全ての領域で顧客に知識で勝つ必要はなく、自社が関わる領域で圧倒できれば良いです。
業界誌を読み、顧客へ何度も訪問し業界全体で起きているトレンドを把握しましょう。
僕は、業界の現状や顧客情報をもとに仮説を立てて、3C分析などフレームワークを用いた提案資料に落とし込んで顧客へ提示しています。
それをもとに顧客の気づいていない課題を共有して、提案に繋げられるように誘導します。
他社事例を持っていき、一緒に実現可能性を考えるのも気づきが得られて良いです。
顧客より顧客を知る必要があるので、ヒアリング先は一つの部門だけでなく関連部門へも広げるべきです。
最終的なインサイトセールスを行うのは決裁者でないと意味がないので、面談者は間違えないようにしましょう。
課題を一緒に考えた結果、自社製品では解決できない可能性もあります。
この場合は、顧客と継続的な関係性が気づけただけで良いという割り切りが必要です。
必ず次に繋がりますので。
まとめ
- 製品ありきでなく、顧客課題を起点とした提案を意識する
- 顧客の業界を顧客より知る(業界誌、同業他社の情報)
- 顧客のことを顧客より知る(複数部門へヒアリングした情報)
- 仮説を立てて提案し、顧客の進むべき方向性を示す
お役に立てば幸いです。
新人営業マン向け 面談の型を意識しよう
30代中盤営業マンのtabesughiです。外資系大手企業から日系超大手企業へ転職しました。
悪戦苦闘しながらも外資系大手企業時代に学んだ営業ノウハウを武器に入社初年度に表彰をもらいました。
新人時代に絶望的に売れない営業のレッテルを貼られていた僕でも、技術を身に着けることでトップ営業マンの仲間入りができました。
一番を取ることは出来ないかもしれませんが、確実に数字を出し続けるためのノウハウをお伝えします。
今回は新人営業マン向けです。ベテラン営業マンも気づきがあるかも?です。
面談の基本的な流れ
面談の流れには基本的な型があります。文章を書くときに起承転結があるように、面談も同様に「型」を意識して進める必要があります。
これを無視すると、顧客もいつもと違う流れで面談を進めることになるので違和感を感じることでしょう。
ルート営業なら、信頼関係が構築されているので、〇〇さんは独特な営業で済むと思いますが、通常はそんな楽な面談ばかりではありませんので「型」を意識して下さい。
面談の型は4プロセス
面談の型は大きく4つのプロセスに分類されます。
各プロセスごとに細かいテクニックはあるのですが、一度に全部を身に着けることはできませんので、まずは大枠の4つを意識せつに進めることができればOKです。
4つのプロセスは以下のとおりです。
- オープニング
- ヒアリング
- サジェスチョン
- クロージング
1.オープニング
オープニングは面談のファーストステップです。挨拶やちょっとした雑談から始まります。
その後に以下4つを話しします。
- 面談の位置づけ:今日は新車の紹介で伺いました。
- 話題の提案:先日、子供が生まれるとの話があったのでご紹介したいと思いました。
- 価値の提示:小さな子供が増えると荷物も増えるので、そこを解決できると思います。
- 同意の確認:10分ほど紹介の時間をください。率直な意見も下さい。
今日は何をしに面談の時間を頂いたのかを説明しましょう。
いきなり資料を説明しだす営業マンがいますが、何が目的なのかを顧客が理解していないと、話半分になりもう一度初めから説明する羽目になります。
最悪のケースは、面倒くさいと思われ面談を切り上げられる可能性もありますので目的は必ず伝えましょう。
2.ヒアリング
顧客の状況やニーズをヒアリングしましょう。
知らない方のために説明しますと、オープンクエスチョンはざっくりと投げかける質問です。「子供が増えると生活環境が変わりませんか?」というような感じですね。
父親が自分の子供に対して「最近どう?」と聞くのもオープンクエスチョンです。
クローズドクエスチョンは、Yes/Noで答えられる質問です。
「子供が増えると荷物増えませんか?」といった感じです。
「髪切った?」もクローズドクエスチョンですね。
話を戻すと、ヒアリングで顧客状況を把握しながら、ニーズ(困っている/欲しがっているもの)を探っていきましょう。
3.サジェスチョン
いわゆる提案です。このプロセスでは以下2つを実施します。
- 商品特徴と利点の紹介
- 同意の確認
商品特徴と利点の紹介では、ヒアリングしたニーズを復唱します。
その後に、ニーズに関連した商品の特徴やメリットを話します。
・復唱:「荷物増えて車が狭いのがお困りごとなんですね?」
・特徴/メリット紹介:「後部座席がフラットシートになります。」
「だから、荷物をたくさん積めますよ。」
こんな感じですね。
最後に顧客の同意具合を確認するために、「ご質問はありますか?」とか「いかがでしょう?」と質問しましょう。
4.クロージング
最後のプロセスです。次のアクションを確約することが目的です。
まずは、再度ニーズと紹介した商品の利点を振り返りましょう。
その後、営業マンと顧客が次に何をすべきか、顧客と合意を取りましょう。
営業マンは、カタログに記載のない細かい仕様だったり見積提示だったりします。
顧客は、予算確保や上司(決裁者)への根回しだったりします。
振り返り:「では、荷物をたくさん積める車とのご要望だったので、それに見合うご提
案した車で話を進めますね」
アクション合意:「私は概算お見積りの準備と、質問頂いた仕様確認をします」
「お客様はこの車を置く場所と残予算があるかを確認下さい」
といった感じです。
まとめ
商談は4つの型を意識して進めましょう。
- オープニング:面談の目的を伝える
- ヒアリング:顧客の状況とニーズを質問する
- サジェスチョン:ニーズに対する提案をする
- クロージング:次のアクションを合意する
現実はヒアリングの時点でつまづいたりと型通りに面談が進まないことも多いので、各プロセスでテクニック駆使する必要があります。
お役に立てば幸いです。
転職後1週間~1ヶ月の間に気を付けること ~丁寧に仕事をしよう~
35歳で10年間働いた大手企業を退職し、超大手企業への転職を果たしたtabesughiです。
同じ製造業に転職したのですが、それでも仕事内容が全く違うため日々悪戦苦闘しております。
そんな僕の経験から、入社して1週間~1ヶ月の間に新しい職場で気を付けることをお伝えします。
1.焦らず丁寧に仕事をする
1週間も経つと簡単な仕事が回ってきます。
誰でもできる事務作業だったりする訳ですが、前の会社では5分で出来ていたものが30分近くかかったりします。
申請フォームの記載必要項目はどこなのか分からなかったり、記載されている社内用語が全て外国語に見えます。
何度質問してもその社内用語の意味が分からないこともあるでしょう。
(僕もいまだに良く分からない用語だらけです)
そして、このレベルの仕事に30分もかけてしまっている自分に焦りを感じ、急げば急ぐほどミスが増えます。
冷や汗をかきながら何とか終わらせるものの、上司から赤ペンを入れられ真っ赤に染まった申請書類が返却されてくることでしょう。
簡単な足し算を間違えたり文章が誤記だらけだったりで、「自分はこんなに出来なかったっけ?」と落ち込むことの連続だと思います。
しかし、そこは気にせず一つ一つ丁寧に仕事をしましょう。分からない事は悩まずすぐに相談です。
中途社員は一般的な経験・ノウハウは持っていますが、転職した会社のルールは分からないのが普通です。委縮する位ならローカルルールなんて知ったこっちゃないと開き直る位で良いと思います。
中途社員を受け入れたことのない先輩社員は、「こんなことも出来ないのか?」と心無いことを言うかもしれませんが華麗にスルーしましょう。
2.自分マニュアルを作る
入社後1ヶ月程度だと、本格的な仕事は回ってこないため時間は沢山あります。
たまに回ってくる仕事を丁寧にこなしつつ、その仕事の簡単なマニュアルを作りましょう。
例えば、申請フォームを作るケースだと、申請タイミング・決済にかかる期間・提出先・記載例を分かるようにしておけば、次に同じ仕事をする時は間違える可能性は低くなります。
当たり前のことですが、中途社員は成功体験が強い人が多く、レベルの高い仕事をやっていた経験から基本的なことは疎かにしがちです。
前職と全く同じ仕事内容でない限りは新人と同じレベルなのを認識し、自分の新人時代を思い出して、基本に忠実に仕事をしましょう。
3.体調に気を付ける
まだ仕事量は多くない時期のため、定時に帰ることができると思います。
仕事量は少なくとも、職場にいるだけで見えないストレスを感じているはずなので、働らき方改革の名目でさっさと帰宅しましょう。
家族や趣味の時間をしっかり取り、翌日も元気に出社できるようにするのが一番大事です。
活躍しなければと気合が入っている時期なので、高揚感から自分の体調に気が付かないので気を付けましょう。
頑張って自学習をしても良いですが、実務経験がないため、あまり身につかないと思います。
僕も帰宅中にカフェに寄って自学習を頑張りましたが、今振り返るとベクトルの違う努力をしていました。全く意味がないとは言いませんが、その時勉強した知識は現在ほとんど活かさせていません。
やるべき事は今日の仕事の振り返り程度で良いと思います。
まとめ
- 新人時代を思い出し丁寧に仕事をする
- 自分用のマニュアルを作る
- 体調に気を付ける
基本的なことばかりですが、いずれこの基本的なことが出来ないほど忙殺されることになりますので、今のうちに基礎を固めましょう。
お役に立てば幸いです。
提案内容の整理方法
商品提案が上手く出来ない営業マンは意外と多いです。
顧客のニーズは度外視で、商品メリット伝えることに注力してしまうことが原因であることが多いです。
カタログに載ってるメリットをまんべんなく説明しても顧客には響きません。
「N+FAB」を整理して提案しましょう。
提案内容は「N+FAB」で整理しよう
N+FABは、FAB分析に「Needs(要求)」の視点を加えたものです。
FAB分析を知らない方のためにご説明します。
FAB分析は、以下の3点を整理することで、顧客に自社製品・サービスを的確に理解してもらう手法です。
- Feature(特徴)
- Advantage(利点)
- Benefit(利益)
順に説明していきます。
Needs(要求)とは?
顧客の求めるものです。SPIN話法などで聞き出した顧客のニーズを整理しましょう。
「生産設備の生産能向上」、「営業マンの提案力強化」、「良い人材の雇用」などです。
身近な例でいうと、「車のガソリン代を抑えたい」といった感じです。
顧客が成し遂げたい要求を設定します。
注意点は、一度に全てのニーズを満たすことは難しいですし、提案の軸が明確でなくなるため3つ位を選定するのが良いと思います。
残りのニーズは、今回の提案が終わったあとに提案したいと顧客へ宣言すれば良いでしょう。顧客の考える優先順位と異なる場合は指摘をもらえます。
Feature(特徴)とは?
設定したニーズを満たす製品特徴を整理します。
全ての製品特徴でなく、あくまでも顧客が欲している部分にフォーカスすることが必要です。
「車のガソリン代を抑えたい」というNeedsに対して新車を提案したい場合、Feature(特徴)は「低燃費ハイブリッド機能」となります。
Feature(特徴)を理解してもらうだけでは商談成立には至りません。
なぜなら、一部例外を除き、競合他社の製品が存在するからです。
顧客はこの時点では購入判断ができません。
Advantage(利点)とは?
商品の特に伝えたいポイントです。
売り手の視点を入れても良いので、競合製品との差別化ポイント(優位性)を意識しましょう。
先ほどの車の例でいうと、「低燃費性能がハイブリッドカーの中で1位」などが該当します。
しかしながら、競合製品との差別化ポイントが顧客のNeeds(要求)に沿えないケースがあります。
僕の場合は、苦肉の策で「低騒音」など他のポイントを伝えるようにしています。
提案軸がブレてしまうので効果は薄くなりますが、何も伝えないよりはマシと思いやっています。
Advantage(利益)が顧客に理解されると、選ぶなら提案してもらっている製品が一番良いのかな?と思い始めるはずです。
Benefit(利益)とは?
提案商品を購入する事で顧客が享受できる利益です。
車の例でいうと、「月間ガソリン代が25%下がる」ことが該当します。
特徴や利点を説明した後に、提案製品が顧客の要求に沿っていることを再度説明することで、顧客の購買意欲を高めます。
「BANTC」を確認できている上で、「N+FAB」をおさえた提案をすれば商談成立の確立は上がるでしょう。
お役に立てば幸いです。
【 BANTC】営業が提案時にチェックすべき5つのポイント
営業マンが商談の際にチェックすべきポイントをお伝えします。
良い提案をしているはずなのに商談がまとまらず上司に叱られる。
こんな営業は多くいると思います。
もちろん僕もその一人でした。
「今度はイケると思います」と勢いよく発言したものの、商談が流れたり、最悪の場合は競合負け。
社内の信用はガタ落ちで、協力者が減ってしまうといった状況にハマっていました。
原因は商談における自分の立ち位置が見えていない事です。
「BANTC」を活用すれば、自分の立ち位置が把握でき見通しが立つようになります。
BANTCは営業が顧客にヒアリングすべき項目
「BANTC」は、営業がヒアリングすべき項目のことです。
5つの項目の頭文字をとって「バントシー」と呼びます。
- Budget(予算)
- Authority (権限)
- Needs(要件)
- Time Frame(時期)
- Competitor(競合)
1.Budget(予算)
その名の通り顧客の「予算」です。
どれだけ良い製品やサービスを提案しても、予算が無ければ永久に契約には至りません。
新人営業マンは予算を聞くことを恐れますが、一番大事な項目なので商談初期から積極的にヒアリングしましよう。
とは言え、しつこく予算を聞いて折角築いた顧客との関係性が崩れてしまうのは本末転倒なので、顔色見ながら聞いてみましょう。
聞き方はこんな感じでしょうか。
「ご予算と大きくかけ離れたご提案をしても時間を頂くだけになってしまいますので、どの程度か教えて頂けないでしょうか?」
「今お聞きした内容を実現しようとすると、5,000万円は軽く超えてしまいそうですが、ご予算的には想定内でしょうか?」
何となく答えてくれそうな気がしませんか?
商談初期で具体的な金額は教えてもらえないでしょうから、大体目安となる金額を聞きせばOKだと思います。
具体的に提案・見積提示となれば、顧客の方から具体的な数字を言ってくると思います。
2.Authority(権限)
日々商談で話している人は、決裁権を持っているのかというチェックポイントです。
直接決裁権を持っていなくても、その人が稟議を上げる人ならばOKとします。
(この場合は決済者に根回しをする必要があります)
商談をまとめられない営業マンは、簡単にアポイントが取れる人や楽しく話をしてくれる人とばかり面談しがちです。
単純に現状ヒアリングが目的であれば、何でもかんでもペラペラ教えてくれる人は重宝します。
しかし、契約を取る観点で見ると、決裁者もしくは稟議起票者が相手でない商談は重要度が低い商談です。
出来るだけ早くヒアリングを終わらせて、決済者と会うことに注力しましょう。
僕は商談一回目から決済ルートを聞くようにしています。
聞かないと、本当に面談すべき人が誰か分かりませんので。
また、面談の雰囲気が軽すぎる場合は、真剣に検討していないのではと疑ってかかっていました。
真剣に検討が進んでいる時は、顧客からの質問が厳しくなるため、終始気を抜けない商談となるはずですから。
3.Needs(要件)
顧客が欲しいと考える商品やサービスに必要な要件(仕様)です。
自社特定製品の引き合いが名指しであった場合、「値段さえ折り合いつけば買ってくれる」と思いがちですが、なぜその商品が欲しいのか(=何を解決したいのか)は必ずヒアリングしましょう。
場合によっては、引き合いのあった商品・サービスとは違うものを提案する必要があるでしょう。
ろくにヒアリングもせず、引き合いのあった商品前提で話を進めると、商談が進むにつれ本来必要な要件を満たさないことが露呈していくリスクが高くなります。
「あれ?この機能ついて無かったでしたっけ?困ったな~」などと顧客に言われると最悪で、競合他社に声が掛かります。
もし競合他社が顧客が欲しい機能を満たしていると、これまでの積み上げた商談プロセスは無意味となり、競合製品を顧客は購入します。
もし競合製品に機能が無くても相見積りで激しいコスト競争に陥り、粘って勝てても採算性の悪い商談となってしまいます。
4.Time Frame(時期)
商談のスケジュール感のことです。
来年度に予算申請をするようなスケジュールなのに、話が盛り上がったから近々契約をもらえると勘違いしてしまうことを防ぎます。
予算申請、予算実行、契約のタイミングを把握しましょう。
大型案件の場合は、RFIやRFPの時期を事前に把握することで十分に準備した提案をすることができます。
経験の浅い営業マンほど舞い上がってしまいますので気を付けて下さい。
5.Competitor(競合)
競合情報は常に最新であることに努めましょう。
把握しておくべきは以下の項目です。
- どの企業がアプローチしているのか
- 誰に会いにきているのか
- アプローチ頻度はどのくらいか
- どんな提案をしているのか(コスト削減?性能向上?)
- 提案内容で評価しているポイントはあるか
顧客と密な情報交換ができている場合、競合も同じように話している可能性が高いです。
自社だけでが特別と思わず、常に情報はアップデートしましょう。
本当に自社だけが精度の高い情報をヒアリングできていた場合、商談は圧倒的に有利に進みます。
この状態に持ってけるかが営業マンの腕の見せ所ですね。
BANTCは決定率チェックの基準
商談を100発100中まとめられる人は存在しません。
トップ営業マンはその打率が高いだけです。
BANTCが決定率の基準として活用するのは有効です。
20%×5項目みたいな感じですね。
もちろん聞けているだけでは不十分で、ヒアリングした結果に問題がないことが必要です。
5項目を全てヒアリングできても、競合が凄く優位だったり、時期が2年後だったら絶対に商談としてはまとまりませんので。
まとめ
- 商談がまとまるかの判断基準として「BANTC」を把握する
- 商談の初期からヒアリングする
- 情報は常に最新となるようアップデートする
- 逆説的に商談決定率の目安として活用する
お役に立てば幸いです。
営業トークの基本教えます。昔も今もSPIN話法が最強。
営業トークの基本をお伝えします。
営業マンの活動は全て顧客の立場で考えることですが、全ての行動でこれが徹底できれば難しい理論は不要だと思います。
一部の天才型の営業マンはこんな事は気にしなくて良いのでしょう。しかし、僕も含めて並みの営業マンは理論に沿って活動しないと結果が出にくいです。
何となく営業トークをしていた方は参考にしてみて下さい。商談が進捗するかもしれません。
営業トークの基本とは
営業トークの基本とは「SPIN話法」です。伝統的な手法なので聞いたことがある方も多いと思います。知らない方は是非読み進めて下さい。
良い商談は7~8割方顧客が話すると言われており、聞く事がいかに重要かを表現しています。
提案型営業には必須の話法ですね。
- Situational Questions:状況質問
- Problem Questions:問題質問
- Implication Questions:示唆質問
- Need-payoff Questions:問題解決質問
一つずつ説明します。
Situational Question:状況質問とは?
その名の通り顧客の状況をヒアリングします。
現状に留まらず、過去(経緯)や未来(今後の構想)もヒアリングします。
これが聞けない人は、顧客との関係性が不十分だったりは警戒されていますので、まずは関係性を作ることに注力しましょう。
例えば印刷製造業の工場に設備を売り込みたい場合、下記の事をヒアリングします。
- 製造設備の全体概要と各々の経年
- 製造設備の経年(更新したい設備は必ず)
- 過去所有していた設備
- 今後の方針(拡大?縮小?注力したい領域は?)
ここで大事なのは、ヒアリングに徹する事です。オープンクエスチョンで幅広くヒアリングします。
問題点を質問してしまうと、そこに終始したトークになるので全体像がつかめなくなります。
また、状況質問は尋問になりがちなので、「他社ではこんな取り組みをされていますが、同様の取り組みはありますか?」等、たまにはクローズドクエスチョンで答えやすい環境を作ってあげることも大事です。
顧客が自慢げに話をしてくるような状況が理想ですね。
Problem Questions:問題質問とは?
状況質問で顧客のおかれる立場を理解したら、問題点をヒアリングします。
ここではクローズド質問が効果的です。漠然と「お困り事は?」と質問しても出てきません。
その場で臨機応変に質問するのは、かなりの経験と頭の回転が必要なので、事前に仮説を立てて質問を考えるのが良いと思います。
現場の問題点だけでなく、経営的な問題点もヒアリングするように心がけましょう。
経営的な問題点は、大きく分けると売上・利益アップもしくはコスト削減の2つです。
(取り扱い商材によっては、社内ガバナンスが入ってくるでしょう)
「経営」ときいてビビらずに、この2点に関して質問すればOKです。
例えば、新規市場開拓・既存顧客単価向上・原価改善などが問題点としてあがります。優先順位は何なのか見極めましょう。
状況質問の「今後の方針」に対しての質問とも言えますね。
Implication Questions:示唆質問とは?
SPIN話法はこれにつきると言っても過言ではないと思います。
人並みの営業マンであれば、現状把握→問題点把握→改善提案という事は出来ます。
示唆質問を追加してより良い商談に昇華させましょう。
示唆質問は、問題点を顧客の口から言わせて、改善しなければならないものと認識させる事です。企業は多くの問題を抱えており全てに予算はつきません。改善対象とする事に意味があります。
同時に、営業マンとの会話を通じて顧客に気づきを与える事(潜在ニーズ)が大事です。また、潜在ニーズを深堀りすることで問題を大きくし、多くの予算を獲得することに繋がります。
例えば、こんな感じです。
・問題点
設備老朽化、競合に押され気味、新規市場開拓必要、開拓対象はローカル商店街
・示唆質問
ローカル商店街相手だと発注ロットは少ないですよね?
恐らく予算も限られていますよね?
店舗も生き残りをかけてオリジナル性求めるニーズもあるでしょうか?
この段階では、顧客と一緒に問題点を共有していく雰囲気作りが大事です。
上手くいけば、向こうから「〇〇みたいな事もあるかもな~」と言い始めます。
Need-payoff Questions:解決質問とは?
これまで我慢していた売り込み要素をやっと見せられる段階です。
示唆質問で共有した問題点に対し、解決策を質問形式で投げかけます。
こんな感じでしょうか。
「低予算かつ多品種小ロットの商品販売することになるでしょうから、それに対応でききる生産設備が必要になりませんか?」
「オリジナリティも出したいでしょうから、デザイン性高いテンプレートを複数用意して、店舗に選んでもらうような仕組みが有効ではないでしょうか?」
そして最後に決めゼリフ。
「これを実現できる仕組みがご提供できそうなので提案させて下さい!」
提案書提出と見積提示の段階まで持っていけます。
まとめ
- SPIN話法の4つの質問で商談を具体的な検討段階に引き上げる
- 問題解決質問までは売込み要素を見せない
- 示唆質問が一番大切。仮説を立てて質問はあらかじめ考えておく
お役に立てれば幸いです。
アポイントが取れない営業マンが気を付けること
アポイントが取れない営業マンに向けたテクニックをお伝えします。
新人営業マン向けですが、一部応用編ありです。
アポイントが取れない営業マンが気を付けること
既存客メインのルート営業ではアポイントが取れないということは無いでしょう。
むしろ情報が欲しいので、繁忙期を除けば担当営業マンに会ってみようかという心理だと思います。
しかし、新規開拓営業というのは顧客からすると招かざる客なので、誰でも知っている超大手企業でさえアポイントを取るのは難しいです。
現在取引している競合他社に不満が大きい時はこの限りではありませんが、物が売れないこの時代なので、競合他社も脇アマな関係性を築いていることは稀です。
新人営業マンに多いのが、とにかく一回面談したいというこちらの事情が全面に出てしまい、会社説明や商品説明を電話口で熱心に話をして、「結構です」と電話を切られてしまうケースです。
上記の自分は招かざる客だという事を認識したテレアポを取る事が必要です。
王道の流れだとこんな感じです。
- 自己紹介(会社概要と自分が何の営業か)
- 電話した目的
- 断り文句への切り替えし
- 具体的な日時調整
順に説明します。
・自己紹介と電話した目的
まず自分がどういう会社で、何を販売しているかを端的に説明します。
僕の場合は印刷機を販売してましたので、「〇〇株式会社のtabesughiと申します。印刷機のご紹介をさせて頂いている者です。」と話していました。
次にアポイントの目的を話します。ここも極力端的に話します。
知らない人の急な電話でダラダラ話されるのは顧客心理では勘弁して欲しいはずなので。
僕の定番フレーズだと「これまで弊社の製品をご紹介できておらず申し訳ございません。改めて一度ご紹介の機会を頂けないでしょうか。具体的には製品紹介に加えて製品を実際に使っているユーザーの活用事例もご紹介したいです。」といった感じです。
会社のHPを事前にチェックして、関連する一言を付け加えるのも大事ですね。
例えば、事業内容に関係ありそうなところを見極めて「〇〇領域でも事例がありますので、ぜひとも」といった感じです。
もしイベントごとがあれば、「新機種ご紹介」とか「限られた方向けのセミナー開催するので直接ご案内したい」」と言っていました。
これの方が単純明快なのでアポイントは取りやすいです。
僕は楽したい方なので、自分で開催できる範囲のミニセミナーを考えて、そのチラシをネタにアポイントを取っていました。
これは会社の会議室さえ予約すれば、いつでも開催できるのですごく楽です。
テレアポ全体で言える話ですが、ハキハキと自信たっぷりに話しましょう。
顧客も忙しいので、モソモソと自信なさげな営業マンには時間を割きません。
顔が見えない分、声だけで「できる営業マン」を印象付けなければなりませんので、顧客の心象は理解しつつも、自分と会えば必ず役に立つとの自信をもって話しましょう。
・断り文句への切り替えし
目的を伝えても、大体は断られます。
定番は「今は検討してない」とか「外出できない」とかでしょうか。
断り文句もパターンがあるので切り返しを考えておきましょう。
これは断られる経験を積みながら考えるしかないですね。
僕の場合、定番の「今は検討してない」に対しては「すぐにご検討下さいというつもりは無いです。情報を継続的にお持ちしながら、もし検討のタイミングあればお声がけ頂ければとの考えています。」と返していました。
情報提供だけなら良いよと割とアポイント取れましたね。
一点気を付けることは、会話自体を拒否する顧客には通用しません。
「いらんいらん、電話切るよ!」みたいなタイプですね。
このタイプには電話口で色々話しても崩すのは難しいので別の手を考えましょう。
・具体的な日時調整
こちらから具体的な日時を指定しましょう。
顧客の一番都合の良い時間で良いですと言うのは、暇な営業マン(=売れない&使えない)と思われかねません。
また、提案した日時で断りを入れられた場合のみ、別日を提示しながら向こうの都合を聞きましょう。
営業マン:「〇日の13時でいかがでしょうか?」
顧客:「その日は終日駄目ですね」
営業マン:「それでしたら、〇日の午前中、もしくは☓日の午後でいかがでしょうか?難しそうならご都合よい日をご提示下さい」
こんな感じですね。
顧客の都合が提示される段階までもつれたら、何とか予定を調整して応じましょう。
この段階で断ると、「もう良いです。時間ある時にこちらから電話します」と縁が切れます。
それでもアポイントが取れない時の対策
ちゃぶ台をひっくり返しますが、令和の時代に電話でアポイントを取ることは難しくなっています。
・突撃訪問する
電話でアポイントが取れなければ直接訪問するのも有りです。
しかし、セキュリティが厳しくなっていますので効率は悪いです。
セミナーチラシ等を手渡しで受け取って貰えたらラッキーといった感じでしょうか。
大体会えないので、僕はチラシにオリジナル名刺を添えて置いていました。
カタログはあまり効果なかったので、オリジナリティある物を置いてくるのが大事だと思っています。
貴社後にフォローの電話すると、たまーにアポイントが取れましたが、効率は最悪なので難攻不落先に対してダメ元でやるべきですね。
・人脈を探す
一番効率が良いのは、人脈を探すことです。
過去社内で面談できていた人はいないか、知り合いの企業は取引ないのか等です。
アプローチしたい部門でなくても、何かしらつながりを探すことが結果的に最速です。
実際の面談時も、紹介の安心感から顧客も身構えていませんので次に繋げやすいです。
昭和な上司は名刺を沢山置いてくればいつかは会えると言いますが、そんな前世代的な成功体験は無視しましょう。
顧客が昭和のサラリーマンの場合は、名刺積み重ね作戦もありですが、私はやりませんでした。
・その他の活動(DM、イベント)
BtoB領域でのDMは難易度高いので、個人で企画するよりは会社でやって貰うように働きかけましょう。
投網をかける意味では展示会などのイベントは効果的です。
これも個人で出来るものではないので、日々の活動を加速させるためにも会社へ提案していきましょう。
まとめ
お役に立てば幸いです。
売れない営業マンとトップ営業マンの6つの違い
売れない営業マンだった僕がトップ営業になるまでの実体験をベースに両者の違いをお伝えします。
BtoB営業が基本ベースです。
結論から言いますと、全ては考え方の違いです。
考え方さえ修正できれば、後は営業スキルを学ぶだけです!
具体的な技術は練習すれば誰でも出来るようになります。
他人の目を見て話せないなどの重度のコミュ障でなければ一定レベルに到達できるでしょう。
売れない営業マンほど毎日が辛いことはないです。
仕事の成果が数字として見えるため、誰が見ても使える奴 or 使えない奴か判断できてしまいます。
また、営業にも色々な種類がありますが、基本的に仕事内容はストレス度が高くて辛いです。
顧客の要求が直でぶつけられるので、会社の中で一番右往左往するのは営業マンです。
営業が楽しいという人は、天性の営業マンか余程の変人でしょう。
僕は入社して6年間ほど売れない営業マンとして辛い日々を送っていました。
毎週月曜日の午前中に商談進捗確認会があるのですが、何の成果も出せず毎週のように上司や先輩から叱責されていました。
ただでさえ気分が乗らない月曜日に午前中いっぱい叱られますと、水曜日まで立ち直れません。
後半は開き直っていましたので傷つくことは無くなりましたが、社会人としては底辺だったと思います。
そんなダメダメ営業の僕でしたが、ある時から売れる営業マンに変身し、その実績を引っ下げて、より待遇の良い会社へ転職を果たしました。
その会社でも入社初年度に表彰を貰っています。
運もモチロンありますが。。
「トップ営業マンの考え方」と「売れない営業マンの考え方」の違い
売れない営業マンとトップ営業マンは考え方に大きな違いがあります。
恐らくこの「考え方の違い」が実績を出せるかの要因の大半を占めると思います。
売れる営業マンの考え方
- 数字への執着が強い
- そもそも目標設定が高い(例:最低でも達成率130%)
- 行動量が多い
- 考え方が前向き(柔軟)
- 自分に自信がある
- 社内に味方が多い
売れない営業マンの考え方
- 達成率80%くらいで失速する
- 目標設定がちょうど100%
- 社内業務を頑張る
- できる範囲を自分で決めている(頑固)
- 実績がないので自分に自信がない
- 協力者が少ない
順に説明していきます。
1.数字への執着が違う
トップ営業マンは数字への執着心がハンパじゃないです。
また、数字を達成するのは当たり前の事です。不慮のアクシデントで数字が達成できなかった際には激しい違和感を感じます。
一部の激しいスタイルをとるトップ営業は、他人の数字を自分のものにしようとしたり、ちょっとしたズルをしたりもします。
今はコンプライアンス重視の時代なので、こんなやり方は真似すべきでは無いですが、このレベルの執着心を持つということは非常に大切です。
イメージがわかない方は、ドラマ「家売るオンナ」を見てみて下さい。北川景子扮する三軒家万智は少し過剰表現ですが、トップ営業マン(ウーマン)の典型例です。
対して、売れない営業マンは格好の付く数字で満足します。
失速するのは大体80%を超えたあたりでしょうか。
いつもこの位の達成率なので、それが当たり前になっています。
むしろ、思いがけない追い風で目標達成すると、自分でもビックリしてしまいます。
周りも少し茶化すように褒めるでしょうし、本人も「こんな時どんな顔をすればいいか分からない。。」との反応でしょうか。
社風にもよりますが、80%程度の数字ならビリケツではないので、窓際に左遷されるまでは無いでしょう。
もし、手帳を見ずに自分の目標数字と現時点での実績を言えないのなら、数字への執着は弱いと考えて良いと思います。
2.目標設定が高い
トップ営業マンは数字を達成することが当たり前です。
そして、過去の経験値から、数字の達成には多くの難題があることを知っており、その内いくつかは乗り越えられないだろうことを理解しています。
そのため、リスクを考慮し自ら目標を高く設定します。
商材の金額にもよりますが、120~150%程度で目標設定する人が多いです。
目標達成するための固い見込み客も期初の時点で80%程度確保しています。
次の「3.行動量が多い」にも繋がりますが、もし期初時点で見込客が少ない場合は、行動量を劇的に増やす必要があります。
3.行動量が多い
トップ営業マンは、行動量がハンパじゃないです。
常に外出し顧客接点を持ちます。そして、競合他社よりも多くの情報を引き出します。
この情報量がいざ提案の段階になると効いてきます。
また、1社に対する深堀り具合も売れない営業マンとは全く違います。
メインの窓口部門に限らず、関連部門へのヒアリングも怠りません。
これは単に情報収集するだけでなく、将来的な反対分子になりうるかの見極めにもなります。
部門をまたがった訪問をすると情報が増え質問の質も上がるため、より有益な情報がヒアリングできます。
対して売れない営業マンは、社内業務に時間を取られています。
そのため、見込み客の情報が少なく、ありきたりな提案しかできません。
結果、競合他社に負けて見込み客がなくなり目標達成が遠のきます。
まれに行動するのに売れない人がいますが、それは質問がピンボケしているか面談者が適切でない事が考えられます。
単に思い付きで行動しても、良い結果は得られません。
ただし、考えすぎて動けなくなるのは本末転倒なので、その場合は行動してしまった方が良いでしょう。
4.常にポジティブシンキング
トップ営業マンは考え方が前向きです。
前向きというのは、豪快(言い換えると雑)とは違います。
目の前の課題をどうやれば解決できるかを考え抜くことです。
また、トップ営業マンには心配性な人が多いです。
ポシティブに物事を進めようとしますが、心配性なので、これから起こるであろうリスクを色々な角度から予測して事前に排除します。
その結果、大きなトラブルなく制約できます。
色々な人の意見を参考にする人が多いのも特徴です。
例え新人だろうが情報を持っている人に耳を傾けます。
またまた「家売るオンナ」の三軒家万智が参考になりますので一度見て下さい。
(少しやりすぎですが。。)
対して、売れない営業マンは出来ない理由を探します。
また、色々な人のアドバイスに対して意味がないと決めつけ、聞く耳を持ちません。
売れない自分の手法にこだわり、いつもの目標達成率に落ち着きます。
5.自分に自信がある
トップ営業マンは、これまでの成功体験から自分に自信があります。
そのため、解決困難な課題が発生した場合も、自分なら何だかんだで解決できると考えます。
そして、それが態度や話し方に現れるため、顧客も感化され営業マンの解決策(提案)を積極的に検討します。
売れない営業マンは、困難な課題が発生した際に、ありきたりな解決方法しか提示できません。
自分に自信がないため、深く入り込むことを怖がります。
そして、それが顧客にも伝わるため、頼りない(=使えない)営業マンとして認識されてしまいます。
もちろん、そんな逃げ腰な営業マンから物やサービスを買う顧客はいません。
6.社内の味方が多い
一部のスーパーマンを除き、一人で困難な課題を乗り越えるのは不可能です。
トップ営業マンはそれを理解しており、社内に味方が多いです。
実績の裏付けがあるので発言に信憑性があり、社内が協力しようと知恵を絞ってくれます。
そのため、「5.自分に自信がある」にあるような経験したことのない課題に対しても積極的に取り組む事ができます。
売れない営業マンは、発言に信憑性が薄く社内の協力を得ることに労力が掛かります。
そのため、困難な課題を解決できるのかと不安になり逃げ腰になりがちです。
まとめ
- 数字への執着心を高める
- 自ら目標を高く設定する
- たくさん行動する
- ポジティブシンキングで解決方法を考え抜く
- 自分に自信を持つ
- 社内に協力者を作る
トップ営業マンは目標数値に対する執着心が強く実績を重ねていきます。
その実績をもとに社内の協力者を増やし、より困難な課題を乗り越え実績を重ねます。
良いサイクルができるので、辛い営業も少しだけ楽しくなります。
売れない営業マンはその逆ですね。。
売れない営業マンは初めは苦労すると思いますが、半年とか期間を決めて良いサイクルを作ることを目標にすると良いと思います。
お役に立てば幸いです。
転職後に気を付けること 入社初日~1週間
35歳で10年間働いた大手企業を退職し、超大手企業への転職を果たしたtabesughiです。
入社して初日~1週間の間に新しい職場で気をつけることをお伝えします。
研修に耐える
入社初日の挨拶をすませると、3日間程度で新人教育を受けます。大企業の新卒だと数ヶ月間研修所でみっちりとやるのが一般的ですが、中途採用は最低限の教育(企業概要や人事制度)が行われるのみで、本当に必要な教育はOJTとなります。
配属される職場でも研修知識を覚えていることは期待されていません。
僕の場合、座学一辺倒は非常にキツく、寝ないことだけに注力していました。DVD教育がメインだったため、たまに対人の研修が入ると凄く楽しかったのを覚えています。
新卒の頃は全てが新鮮でしたが、中途だとある程度予想の範囲に収まるので目新しさはなく、ただカリキュラムをこなすだけの消化試合ですね。
一番大事な歓迎会
初日で一番大事なのは、歓迎会に参加することです!
「もし良ければ・・・」と100%誘われます。こちらも誘われることを前提に初日は何が何でも予定をあけておきましょう。
未だに日本の大企業は飲みにケーションで成り立っていますので、良いイメージを持ってもらうためにも参加必須です。
歓迎会では、これまでのキャリアについて質問が飛び交います。面接でのやりとりは表面的なので、ここで上司も本当のキャリアを知ることになるでしょう。
気を付けることは武勇伝を語らないことです。同じ業界に転職しない限り、これまでの経験やノウハウは殆ど立ちませんので、聞かれたことに無難に回答しておけば良いと思います。多少の自虐ネタくらいは添えても良いでしょう。
自分の話もしつつ、新しい職場についての話を聞きだす方がメリットが大きいと思います。
また、歓迎会は会社の一員となる儀式ですから、基本的には前向きな話に終始するのが良いです。前の職場の悪口は、聞かれてもやんわりと最小限に留めるべきです。
僕は自分のキャリアにある程度自信がありましたので、当時は少し話すぎたと後悔しています。
入社1年経った今考えると、そこで華々しい経歴を話そうが、新しい仕事とのミスマッチにより急に使えない人材に成り下がる可能性はありますので謙虚な姿勢が大事です。
放置プレイを楽しむ
研修が終わると放置プレイが始まります。周りは日常業務に追われていますので、中途社員を手取り足取り面倒見る余裕などありません。
日本の大企業は余力があるので、いきなり仕事を与えることはせず職場に座っていることに慣れさせるところから始まります。
何かやる事ないかと支持を仰ぐと、十中八九は自学習やすぐ終わる雑用を言われるでしょう。
一日中イントラや研修資料を見返すことで時間をつぶします。飽きたらカタログや業界誌などを見ても良いです。(恐らく全く理解できないでしょう)
面倒見の良い人が時折声をかけてくれますので、積極的にコミュニケーション(雑談)をとりましょう。
将来的によく助けてくれる同僚になる可能性大です。
前職でバリバリやっていた人ほどフラストレーションを感じると思いますが、これから始まる嵐の前の静けさだと割り切って暇を満喫しましょう。
いざ仕事が与えられると、何もできない自分に失望しながら、即戦力として目の前の業務は終わらせなければならないという日々に大きなストレスを感じることになりますので。
また、歓迎会に限らず同僚が懇親会を企画してくれることも多いので、積極的に参加しましょう。
家族がある方には、連日飲み会かと苦言を言われかねませんが、初めが肝心なことを理解してもらいましょう。
まとめ
初めの1週間はお客さん扱いなので気楽に過ごしましょう。
また、仕事を覚えるよりも職場になれることに100%力を注ぎましょう。いざ業務を与えられた際に、教えてもらえる人間関係を作ることがこの段階でやるべき仕事です。
- 歓迎会や懇親会に参加する(武勇伝や前職の悪口は言わない)
- 雑談含め積極的にコミュニケーションをとる
- 放置プレイを楽しむ(職場になじむ)
転職面接の準備は何をすべきか?
大手メーカー営業から超大手メーカー営業へ転職した30代中盤のオジサンです。
面接を受け始めて1ヶ月で内定をもらい、最終的には第一希望の会社へ入社しました。
転職面接前に準備する事についてお話します。
転職面接の準備に必要なものは4つあります。
特に「1.自己分析をする」が大事でして、これさえ出来ていれば後は転職先との縁だと思います。
- 自己分析をする
- 自己PRの仕方を考える
- 志望動機を考える
- 想定質問を考える
1.自己分析をする
大学新卒の就活でも自己分析をしたと思いますが、転職の場合はより深いレベルでの自己分析が必要です。
自分の価値観に一本芯が通るように分析していきましょう。
具体的には、今の会社に入社してからのキャリアを書き出します。
僕の場合だとざっくりこんな感じです。
・入社~3年:システム営業、興味持てず、実績全然出ない、孤立気味
・4年~8年:印刷機営業、興味持つ、徐々に実績出始める、社内外の仲間が増える
・9年~10年:子会社出向、興味大(自主的に資格取得)、実績出る(特に新規)
名前が売れて全国が仲間
・分析結果:好きな事なら寝食忘れて没頭できる。
大量行動により知識も大幅に増え、社内外から頼られる。=嬉しい
もっと付加価値高い提案したいと自学習する。=提案が採用され嬉しい
⇒自分にとって承認欲求と自己実現が一番大事
エクセルとかに具体的な業務内容を書いて、どういう商談のどういうシーンが嬉しかったのかを書きだすと良いです。
2.自己PRの仕方を考える
自己分析で判明した自分が嬉しいシーンは、何かしらの結果が出ているシーンだと思います。
良い結果を生み出した自分の強みを分析してみましょう。
僕の場合だと「競合他社よりも高い知識レベルの提案で顧客を説得(洗脳?)すること」だと思っています。
そのために、自主的に資格取得やセミナー参加をしていました。
その強みを面接官に伝えられるようにPR内容を文字に起こします。
PR内容を信じてもらうために、エピソードも交えましょう。
※取得資格、セミナー参加、勉強会講師経験、競合より提案書が良いと褒められたなど
ちなみに、資格をPRする際は履歴書に書いていなくても良いです。
転職する業界が違うと履歴書に書かない資格もありますので、自己PRの時に書いてないけどこんな資格を取りましたと言えばOKです。
3.志望動機を考える
転職時の志望動機は、大学新卒とは違い深堀りされません。
今の会社ではやりたい事が実現できないので、転職先で実現したいというような表現が受けが良いです。
本音はネガティブな退職理由であっても、耳障りの良い事を言っておきましょう。
嫌な事があるとすぐ辞めるやつと思われなければOKだと思います。
それ以上に使える人材かを見られますので。
僕の場合だとこんな感じです。
- 印刷業界は急激な右肩下がり。
- 会社の方針は残存者利益を狙い守りの戦略が多い。
- 私自身は新しい事を学び、チャレンジし続けたいので転職を検討した。
- 御社のビジネスはまだ成長市場だと認識している。だから志望した。
- 現時点では●●の領域に特に興味を持っている。
4.想定質問を考える
これもエクセルで、左に想定質問・右に回答といった感じで整理しましよう。
僕は第一志望の企業の前は20個くらい作りました。
殆どが自己PRに対するツッコミを想定しました。
想定通りの質問が来るかどうかは運ですが、考え方が整理されるのでオススメです。
自分の回答を見て考え方にブレが無いかをチェックしましょう。
まとめ
4つの項目を整理すれば、自分の力を出し切った面接になると思います。
特に自己分析は全ての質問のバックボーンとなりますので、1週間くらい時間をかけてしっかりやりましょう。
自己PRと志望動機に対し、何が質問されても答えられるはずです。
転職活動のリアル ~退職交渉編~
大手メーカー営業から超大手メーカー営業へ転職した30代中盤のオジサンが、転職にいたるまでのリアルな活動をお伝えします。
前回は最終面接のリアルをお話ししました。
今回は退職交渉編です。
最終面接の前段階で入社可能な時期を転職エージェント経由で聞かれます。
絶対条件ではないですが、転職先もその回答をもって入社後スケジュールを組むため、そこを見据えた退職交渉が必要です。
法律上は2週間前に会社に退職意思を通知すれば良いのですが、長く勤めてお世話になった上司や同僚に迷惑をかけない事を考えると、2~3ヶ月先を入社時期に設定するのがマナーだそうです。
リクルートから退職交渉に関する資料が送られてきますので、それを参考にしながら進めましょう。
(最大手は最後までサービスがきめ細かいですね)
僕は5月のGW明けに内定が出たので、約2ヶ月後の6月末退社・7月1日入社を目標に交渉を始めました。
退職交渉の流れ
僕の場合だと以下の流れで退職交渉が進みました。
本部長との交渉あたりから、正直面倒くさかったです。
- 課長への意思表示&交渉
- 部長との交渉
- 本部長との交渉
- 人事部との面談
1.課長への意思表示&交渉
ここが一番大変だと思います。
大嫌いな上司なら問題ないのですが、私の場合は関係性は良好で普段から気にかけて貰っていました。
また、転職活動と同時期に昇格試験を受けており、そのための論文作成や面接練習を毎日見て貰っていたため非常に言い出しにくかったです。
(転職を感づかれないよう試験辞退はしませんでした)
また、上司も部下に辞められてしまったという評価が付くため、必死に引き留めがあります。
退職理由を根掘り葉掘り聞かれます。
転職面接よりも生々しい会話になります!笑
具体的には、給与け勤務地・仕事内容など不満があるなら希望を聞くから考え直せといった感じです。
その時は、退職をエサすれば何でも叶いそうだなと思いました。
しかし、実際には転職意思がある社員(非国民的な?)のレッテルが張られますし、残ってもこれまで通り上司・同僚とコミュニケーションを取る事ができませんので、甘い言葉に惑わされず退職意思を貫く事をおすすめします。
エージェントから聞いたのですが、残った社員も数ヶ月で結局退職することが多いらしいです。
事実、私の後輩も引き留で残りましたが、半年程度で退職しました。
2.部長との交渉
課長との交渉が終わると、部長との交渉が待っていました。
聞かれることは基本同じですが、退職理由を詳しく聞かれます。
お前は騙されていると言わんばかりに、矛盾点を探してきます。
しかし、こちらも何度となく転職面接を通過してきた経験値がありますので、面接と同じ理論で話せば理解して(あきらめて)もらえます。
最後に転職時期を延ばすように言われましたが、もう転職先の入社時期が決まっていることを話して面談終了となりました。
3.本部長との交渉
次は本部長です。
通常は部長で終わるケースが多いそうなのですが、僕の場合はもう一段階ありました。
本部長のような役員クラスとは殆ど話したこともないですし、2人きりになること自体が凄く嫌だったのを覚えています。
北風と太陽作戦なのでしょうか?
これまで甘い話ばかり提示してきていたのが一変して脅しに変わります。
過去の退職者の例を出して、誰も活躍できず転職を繰り返すという話を延々とされました。
こちらには職業選択の自由がありますし、直属の上司(課長)へ退職意思を表示した段階で法的には2週間後に退職できます。
何を言われようが淡々と退職意思が変わらない事を伝えれば大丈夫です。
4.人事部長との面談
やっと終わったと思ったのも束の間、本社人事部より一度面談したいとの呼び出しがありました。
退職関連の書類を渡すので、直接取りに来てほしいとの事でした。
引き留めはなさそうだったのでノープランで言ったのですが、やんわりと引き留めがありました。
人事はプロなので、退職意思に変更ない事を伝えるとあっさり引き下がりました。
最後に会社改善点のアンケートを書いて終了となりました。
もうここに来ることはないのかと思い、ビル外観の写真を撮ってから帰りました!
本当に大変なのは引継ぎ
退職交渉が終わると、引継ぎのスケジュール調整が始まります。
同僚達は普段の仕事で忙しく、なかなかスケジュールが決まりませんので、こちらから積極的に動きましょう。
向こうからすると仕事が増えるのが嫌なため、本当に後回しにされます。
僕の場合は転職に伴い引っ越しがあったため、退職日の2週間前から有休消化に入る事を課長に対して言い続けて、無理やり引継ぎを終わらせました。
この段階になると、並行して大量の退職事務手続書類を対応しないといけないので、忙しさマックスです。
狭い世間ですから、円満退社が望ましいです。
無理な状況ならエージェントに相談しましょう。
繰り返しになりますが、法律上は退職の意思表示から2週間後に退職が可能です。
書留で人事部に退職願いを出せばOKです。
後日会社備品を段ボールにまとめて、送り付けてやれば完了です。
あわせて、退職手続き書類を要求すれば向こうは断れません。
僕は、初めは上司・同僚に申し訳ない気持ちでしたが、退社日までのタイムリミットが近づくにつれドラスティックな対応を取りました。
それでも最後は盛大に送別会を開いてもらい、個人的には転職応援しているとみんなに言ってもらえたのが今でも記憶に残っています。
今でも前の会社の人とは一部連絡を取っています。
退職交渉の雰囲気はつかんでいただけたでしょうか。
次の人生に期待を抱いて、一番楽しい時期ですね。
次からは転職後に苦労する事と乗り越え方についてお話します。
ご参考になれば幸いです。
転職活動のリアル ~最終面接編~
大手メーカー営業から超大手メーカー営業へ転職した30代中盤のオジサンが、転職にいたるまでのリアルな活動をお伝えします。
前回は一時面接のリアルをお話ししました。
今回は最終面接編です。
いざ最終面接
一次面接を突破すると通常は最終面接です。あと一つ乗り越えれば見事内定です!
(JTなどの超人気企業だと二次面接もあるみたいです)
最終面接の通過率は大体50%と言われています。
転職後に聞いてみると、やはり2名中1名を選ぶ面接だったそうです。
一次面接で実質1名しかいないと判断しても、お偉いさん達に選ばせるため、最低2名は通過させるそうです。
完全に当て馬ですね。サラリーマンは恐ろしいです。
面接受ける方も仕事の合間で活動するので、暇ではないのですけどね。
(会社を休むために、僕の奥さんには何度も入院していただきました! 笑)
最終面接での質問内容も定番3パターンが基本です。
どこもこのパターンなのはリクルートの洗脳でしょうか? さすが業界最大手です。
- 自己紹介、自己PR
- 職務経歴を簡単に紹介
- 退職理由、志望動機
最終面接は、役員・部長クラスが面接官であることが多いです。
そのため面接官慣れしています。
一次面接と異なり、かなり深く突っ込んだ質問がきます。
特に、現職で結果が出た理由の考察に納得性があるか、またその時はどういう感情だったかにまで質問が展開されます。
自分の中で仕事に対する芯が一本通っていないと、回答がブレて辻褄が合わなくなると思います。
また、回答に詰まるプレッシャーをかける質問もあります。(圧迫ではないですよ)
切り返し方を見ていると思います。
最後に質問を受け付けてくれますが、面接官は忙しい立場の人なので早々と切り上げられることが多いです。
過去ブログの繰り返しになりますが、一次でも最終でも仕事内容を聞ける時間は限られます。
内定後に仕事内容を質問できる場を作るよう、エージェント経由で依頼しましょう!
最終面接後は、エージェントへ結果報告をします。手応え全く無しと回答したのを覚えています。
それまで、頑張った面接は7割方通過していたため、エージェントも心配してくれました。
(7割通過は私が優秀なのではなく、上場企業で九州勤務希望者が少なかったことが理由です)
最終面接の段階で気を付けること
最終面接をいくつか受ける段階になると、内定が出始めます。
そうすると、エージェントからの追い込みがきつくなります。
エージェントも仕事でやっているので、転職者をどこかしらの企業へねじ込もうとしてきます。
僕も第一志望の会社の最終面接前に、もしダメだったら既に内定が出ている第二志望へ行く気はあるかと何度も意思確認の連絡が来ました。
ここまで来ると、担当者とは頻繁に連絡を取り合っており、信頼感も生まれていますので、第二志望でも行きますので安心して下さいと回答していました。
また、エージェント担当者も営業なので、月度内に内定が出るようなスケジュール設定を要求してきます。
その代わりに、第一志望の会社に対して内定もらえるよう強くアピールしてくれたようです。
私はどこかしらに必ず転職しようとしていたため、エージェントのねじ込み活動に乗っかっていましたが、転職迷っている方は安易な決断は禁物だと思います。
担当者の売上のために自身のキャリアを犠牲にする必要はありませんので。
最終面接を受けた企業の一例
➀超大手メーカー ※転職した会社
面接官は4人(人事部長、人事担当者、所属予定の部長、本社の企画部長)。
質問は定番質問がメイン。
回答するたびに、回答の裏付けエピソードやその時の考え方を聞いてくる。
雰囲気は穏やかでしたが、突っ込みがキツくて汗だくで何とか回答していました。
➁外資系メーカー
面接官は2名(社長と人事部長)。外資系らしく社長は外国人です。
外国人社長だからなのか、ストレートな質問が連続で飛んできます。
日系企業と異なり、人間性よりも営業マンとしての実力値を図られるような質問が多かったです。
例えばですが、「入社初日に何をする?」や「(クレーマー顧客の例を出して)どう対応するか?」など。
また、その会社の顧客セグメントを見せられ、「明日からどこを攻めるか?」という質問もありました。
僕は営業だけでなく、営業がアプローチする顧客リストの作成も業務で行っていたため何とか回答できましたが、営業マン一筋の方は回答に苦しんだと思います。
この企業は、事前に準備した想定質問集が全く役に立ちませんでした。
たまに社長さんの日本語の発音が聞き取れず、それが表情に出てしまった時はイラっとされたので、入社したら気をつけようと思いました。
まぁ、最終的には内定辞退したのですが。
最終面接の雰囲気はつかんでいただけたでしょうか。
次回は内定から退職交渉編です。
ご参考になれば幸いです。
転職活動のリアル ~1次面接編~
大手メーカー営業から超大手メーカー営業へ転職した30代中盤のオジサンが、転職にいたるまでのリアルな活動をお伝えします。
書類選考通過すると
書類選考を通過すると、面接の日程調整が始まります。
リクルートの場合は、スマホアプリ上で面接希望日と時間帯にOKもしくはNGを登録します。パソナはHPとメールでの回答です。
会社のPCで転職サイトを開くわけにはいきませんので、スマホアプリがタイムリーに回答できるので便利でした。
後日(ほとんどが翌日)に面接日時の確定連絡が入ります。
確定連絡が入ると、面接に向けた準備が始まります。
僕はノートに想定質問と回答を整理していました。
いざ一次面接
新卒と異なり転職面接は回数が決まっており、面接は通常一次面接と最終面接の2回です。
一次面接は、人事担当者と自分の直属の上司となる課長クラスが面接することが多いです。
最終面接は、人事部長と自部門の部長クラス数名が出てきます。
企業規模によっては社長が出てきます。
質問パターンも決まっており、「南極で氷を売る方法は?」などという変化球はありません。
- 自己紹介、自己PR
- 職務経歴を簡単に紹介
- 退職理由、志望動機
この3つを掘り下げて聞かれます。
面接時間は1時間位が多かったです。
向こうも通常業務の合間で時間を作りますので、そんなに長くは時間が取れないのだと思います。
(つまり、こちらからの質問時間が殆ど無いため注意です!!)
1.自己紹介、自己PR
1分程度で事前に提出した履歴書や職務経歴書の内容について1分程度で話します。
正直、面接官は内容よりも立ち振る舞いを見ています。内容は事前に目を通していますしね。
ハキハキ、堂々と話しましょう!第一印象は大事です。
僕はスピーチやプレゼンが得意なので、ここは好印象を得ていたと思います。
2.職務経歴
転職面接はココが全てと言っても過言ではないと思います。
過去の仕事の話を通じて、適性を図られたり実力の値踏みをされます。
定番で聞かれるのは下記の質問です。
➀一番成功した仕事は?自分のどういう強みが良い結果をもたらした?
➁一番失敗した仕事は?(今は同じ失敗していないアピール必要)
➂自身の強み、弱みは?(➀、➁と矛盾ないかの確認。終盤戦で再度聞かれる)
せっかく採用するなら、優秀な人材が欲しいのはどの会社でも同じです。
新卒は配属部署で活躍できなくても、後々適材適所で居場所を探してあげれば良いですが、中途採用はそうはいきません。
一つの採用枠(職務)にピッタリ当てはまる人を探す必要があります。
また、新卒と異なり3年で独り立ちすればOKなどと悠長なことも言っていられません。
新卒を育てる余裕がないので中途を採用するのですから、一日でも早く一人で数字を上げることを期待されます。
それを理解した受け答えが必要ですね。
3.退職理由、志望動機
退職理由と志望動機はセットです。ポジティブな内容が必要です。
現状から逃げ出したいだけの人は、採用してもすぐ辞めるリスクがありますので。
本当の理由は、上司にムカついたとか、仕事がつまらないとか、単にUターンしたいだけであっても、その場はスマートな理由を話しましょう。
僕の本音の転職理由は下記のとおりです。
- 落ち目業界&企業からの脱出
- 定年間際の窓際上司に同じ窓際に連れていかれそうになった(社内で仲良しは僕だけだった)
- 子供が生まれたので実家の近くに帰りたい
僕は直接自社をディスらず、業界全体が成熟しきって落ち目なので、成長業界で働きたいという理由で全社押し通しましたし、ちゃんと内定も貰えました。
メーカーは海外との競争で大体が成熟市場ですが、当時私のいた業界(印刷系)は目立って落ち目だったので、世間のペーパーレスの波に逆らえないと言うだけで100%共感を得られました。
勤務地希望を聞かれたら、九州で子育てしたいと端的に答えました。
新卒は業界の中でなぜ当社を志望したのかと聞かれますが(なぜ日産でなくトヨタ?)、転職はその手の質問はないです。だって、競合他社が同じポジションで募集していることはレアケースですから。
面接を受けた企業の一例
➀超大手メーカー ※転職した会社
面接官は、人事担当者と直属の上司となる課長でした。
定番質問を淡々と深堀りされました。淡々とし過ぎて手応えは全くありませんでした。
筆記試験があったのはこの会社だけでした。
面接後に隣の部屋で筆記試験を受けるのですが、別の候補者と盛り上がっているのが聞こえており、全く集中できなかったです。
ちなみに、直属の上司となる面接官から、仕事は派手に見えるけど仕事内容は地味だよと言われたのを覚えています。
(ちゃんとフラグは立っていたのに、内定欲しさにこれを軽くとらえた結果、日々苦しむ毎日となります)
なお、会社説明や業務内容説明は一切ありませんでした。
後で聞きましたが、業務内容は機密の部分も多いため、細かく説明はしない方針のようです。
➁超大手メーカーその2
一次面接だけで内定が出た企業です。
面接官は人事課長と直属の上司となる部長でした。
終始雑談形式。質問内容は定番のものでした。
なお、丁寧なプレゼンで会社説明や業務内容の説明がありました。
この部長さんも金融業界からの転職組らしく、業界問わず営業ができたら活躍できるとの話でした。
いつから来れそう?の質問も繰り返しあったため、面接中に怪しさをひしひしと感じました。
転職決まって数か月後に大規模リストラのニュースがありましたので、直感を信じて良かったです。
➂外資系メーカー
はじめて転職面接をうけたのがこの企業でした。
面接官は所属予定部門の課長2名。終始雑談形式でした。
面接の勝手がわからず終始話がかみ合いませんでしたが、雰囲気は打ち解けており、面接は通過しました。
この会社は100%中途社員で構成されているらしく、転職面接の攻略法なども教えてもらいました。
給与の話も一次面接から積極的にされまして、最初が肝心だからもっと高く要求しなよと希望額を却下されたのが印象深かったですね。
会社説明はありませんでしたが、業務内容は雑談ベースで細かく説明してもらいました。
④準大手メーカー
面接官は人事2名(課長、担当者)で、淡々と定番質問のみでした。
会社案内をベースに会社説明はありましたが、仕事内容は自分たちは人事だから分からないとの回答でした。
面接前に長時間待たされたり、面接官がネクタイを緩めたまま出てきたりで、一秒でも早く帰りたいとの気持ち一杯の中で面接を受けました。
帰る時には、すれ違う社員も嫌な人に見えてしまいました・・・
結果はもちろん落とされました!笑
面接の短い時間でも会社の特色がはっきり見えますね!
同じ質問に同じように回答しても会社ごとに反応が全然違います。
次回は最終面接編です。
ご参考になれば幸いです。