食べすぎ営業マンのビジネスブログ

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【エージェント面談編】転職活動のリアル

大手メーカーから超大手メーカー営業へ転職し30代中堅営業マンが、転職に至るまでのリアルな活動をお伝えします。

 

実質的な活動は2ヶ月位です(2018年3月初旬~2018年5月初旬)。

振り返るとかなりトントン拍子な転職活動でした。

上手くいったのも、求人数が多い時期だったからだと思います。

 

まずは転職サイトへ登録

転職エージェントのサイトへ登録するところから始まります。

僕の場合はリクルートキャリア、パソナキャリア、ビズリーチへ登録しました。

初めての転職なのでどこが良いか分からず、とりあえず大手を選びました。

 

もし登録時点で自己分析が出来ていなければ、「【基本編】転職で失敗しないために必ずすべきこと - 食べすぎ営業マンのビジネスブログ 」を読んで、なるべく早く着手して下さい。

 

登録の際は、履歴書や職務経歴をサイトに登録します。

10年以上前の新卒就活を思い出しながら頑張って書きます。

営業職なので実績を記載しますが、みんなに誇れる輝かしい実績など無いので、数少ない自慢話をひねり出します。

 

一般的なサラリーマンは転職エージェントへ登録するのが王道です。

どうしても行きたい企業があれば、企業HPの採用サイトから直接応募もありです。

前職はそのルートから入社した同僚もいましたがレアケースなので狙い目だそうです。

エージェント経由だと採用側も費用かかりますしね。

 

大手企業勤務だったり、自分に自信がある人はSNS等からスカウトが来ることもあると思います。

僕も月に数回はLinledIn経由でスカウトがきます。

外資系が多いですが、日系だと勤務先の同業他社や取引先から連絡がきます。

 

少し緊張?エージェントとの面談

登録完了すると、エージェントの担当者から面談依頼の連絡が入りますので、日程を調整します。

僕の場合は、埼玉県の浦和に住んでいて、リクルートの大宮営業所が最寄りだったのでまずここに行きました。

他は面談先が東京駅近辺だったので、なんとなく後回しにしました。

(埼玉から東京に出るのって面倒くさいんですよね。。。)

仕事をしながら転職活動することを考えると、近場が便利だと思い、まずここに行ったのですが、面談後に担当者と直接会うことは無いので、実はあまり立地は関係ないです

基本的には、メールと電話でやりとりします。 

 

ちなみに、担当者は長井秀和を更にイケメンにした方でした。

年齢は30歳位だと思います。

輝いています!頼れそうです!

根暗オーラにじみ出る僕としては、同世代として引け目を感じながら面談スタートします。

(学生時代のヒエラルキーを思い出します・・・)

 

後々の話ですが、この担当者に頑張ってもらって転職を終えることになります。

転職は自分の実力はもちろんですが、担当者の力量がものを言います。

自分に時間を使ってくれる担当者かどうかを見極めましょう!

 

まずは、転職サポートサービスの説明を受けます。

注意点は数ヶ月(6か月だったかな?)が最長サポート期間ということです。

期間満了後も求人紹介はするようですが、担当者がべったり張り付いてのサポートは無いとの事でした。

 

次に、転職理由や現職の内容をアンケートに記載します。

そのアンケートをベースに話をしながら転職先企業を探して行くことになります。

僕の希望は、

  • 給料ちょい下がりOK(後々上がればOK)
  • 勤務地:福岡県(地元帰りたい)、なかったら首都圏でもOK
  • 業種は、営業 or マーケティング
  • 全国転勤可(初めの数年だけ福岡にいたい)
  • 休みは暦通り(土日・祝日)

という感じでした。

年齢的に未経験職種は厳しいとのことで、現職と同じ営業職で探すことで決定。

経営企画とかの響きがカッチョイイ職種は早くも諦めることに w。

世間では35歳転職限界説は無くなったと言われていますが、35歳超えても転職が可能になっただけであり、20代のように業界も職種も変えるのは難しいのが現実です。

転職広告に騙されないようにしましょう!

営業なら業界はあまり問われないとの担当者の話だったため、新卒入社から10年間メーカーで物売りメインでやってきた事もあり、まずはメーカーで探します。

 

担当者が100枚位の求人情報の紙を目の前に置き、直感で有り無しに仕分けて下さいと言います。

僕の条件を全て満たそうとすると、3枚くらいしか残りませんでした。

30枚くらい選ぶのが普通らしく、再度選びなおします。

家に帰って専用サイトから選んだ企業へエントリーするよう指示されます。

エントリーは、エージェント面談時に作った職務経歴書と自己PRシートをアップするだけです。

新卒学生のように志望動機を考えなくて良いので、もの凄く楽です。

また、自分で検索して良さそうな企業は積極的に追加エントリーするように言われます。

担当者からもオススメ求人を定期的にメールでもらえます。

 

注意点は、書類審査が通過すると、余程の理由が無い限り面接は断ることができないという点です。

これを無視するとエージェントからソッポを向かれ、良い求人が紹介されなくなり、フォローが手薄になります。

エントリーが簡単だからと調子にのると、面接地獄で超多忙になります。

営業は外回りなので比較的時間は調整できますが、内勤の方は有休をとる羽目になると思うので気を付けて下さい。

 

転職の内定確率は以下の通りです。

選ぶことを考えると30社エントリーは必須ですね。

  • 書類通貨:30%
  • 1次面接:40%
  • 最終面接:50%
  • 最終合格率:6%(約3社内定)

 

ちなみに、パソナキャリアでも同じ面談内容でした。

担当者の話でナルホドと思ったのは、医療系は成長しているし給料高めだから人気だけど、深夜呼び出しあるし土日の概念無くなりますよという事でした。

第1子誕生したばかりの自分には無理だと判断できました。

情報を得るために複数エージェントの話を聞くのは重要です!

 

この担当者は知識は豊富だったのですが、求人内容が微妙だったり、求人紹介タイミングがリクルートよりも遅く、最終的には縁がなかったです。

求人業界で表彰されていたので凄く期待していたのですが、僕との相性は良くありませんでした。

なお、ビズリーチは担当者と予定合わず、うやむやになり結局面談すらしませんでした。

 

エントリー後に書類通過の連絡が来るわけですが、それはまたお話しします。

ご参考になれば幸いです。

【基本編】転職で失敗しないために必ずすべきこと

2018年7月に大手メーカー営業職から超大手メーカー営業職へ転職し1年が経過しました。
転職は非常にストレス度が高く、僕にとっては激動の1年でした。
日々何とか乗り切るという事をやっていたら、今日までたどり着いたといった感じです。

今でも正しい転職だったのかと日々悩みながら会社へ通う毎日でして、正直少し(結構?)失敗だったかなと思っています。
これから転職される方が僕と同じ失敗をしないように、転職活動で見過ごしがちな大事なポイントをお伝えします。

自分にとって何が一番大事か考える

転職まずやるべき事は、転職して何を成し遂げたいかを決める事です。
新卒での就職活動の際、自己分析をしたと思いますが転職でも同じです。
むしろ社会人経験があるため、具体的言葉に落とし込めるように深堀りする必要があります。
例えば、給料アップ・勤務地・定時に帰れる・仕事内容などです。

これが無いと確実に失敗します。
失敗しなかった人はただのラッキーです。
転職エージェントを使う際も、どんな会社を転職者に紹介すれば良いか担当者が判断できないので自己分析は大事です。
私はこの自己分析が表面的だったので、新卒大学生のように大手企業にとりあえず行っとけと決めてしまいました。

会社の業績不振と数千人規模のリストラが毎日Yahooトップニュースで取り上げられる中、第一子が誕生し、自分の年齢は34歳と転職限界説にひっかからないギリギリの状況だったので、考える余裕がない中で急いで決めたのを覚えています。

確かに誰でも知っている一部上場超大手企業への転職により、給料アップ・十分な福利厚生・希望勤務地を手に入れました。
でも、仕事内容をしっかり調べなかったことで、興味をもてない仕事のために一日8時間以上拘束されています。
これは僕にとっては地獄です。

今考えると、給料は家族が最低限食べていける程度で良いので、仕事内容を優先して決めれば良かったと思っています。
僕の仕事選びで一番重要な基準が、仕事内容である事を今になって気付きました。
プラスアルファとして残業が少なければ言うこと無しですね。
でも、当時そういう企業は受けませんでした。

次に企業分析をしよう

僕が転職した会社は、自分が担当営業として訪問していた会社でした。
前の会社の先輩たちも転職先の会社名を伝えると、そこなら安心だねと言ってくれました。
そのため、本来転職する会社は念入りに調べるべきなのに、会社情報はもちろん、社風や働いている人たちの人柄もよく知っているからと深く調べませんでした。

ここに落とし穴がありまして、大企業というのは部門が違えば社風は別会社です。
私の転職先に対する当時のイメージは、穏やかな人が多く、商談中も冗談が飛び交うような自由な社風でした。
配属先は当時営業で訪問していた部門とは違う部署だったため、激しい縦割り・トップダウン主義の風通しの悪さ・上司が部下に仕事をまかせっきりにする超放任主義で日々苦しむことになります。

ホームページ情報は勿論ですが、転職エージェントにお願いして内定先の社員と面談するのをお勧めします。
特に業務内容は必ず確認した方が良いです。
具体的に日々何をするのかイメージできるレベルまで質問すべきだと思います。事業内容は派手だが、自分の日々の業務は地味でつまらないというのは避けなければいけません。

僕の場合は、求人広告に「ソリューション営業」と書いてあったため経験が活かせると考えたのですが、実際の仕事内容は御用聞き営業で、商談において営業が主体的に提案するシーンは皆無の状態です。

転職は新卒と異なり、面接の際に会社や仕事内容の説明があります。
時間が限られており、満足に質問できず、よく理解できないまま面接終了となります。
企業によっては説明時間はたったの10分程度です。
転職は今抱えている仕事のストレスから解放されることになるため、超ハイテンションになり細かいところが見えなくなります。
転職先の全てが良く見えますので、冷静に話を聞く場を必ず設定するようにして下さい。

とは言え、面接では転職者の人と成りを見るのが主な目的なので、転職者側が知りたいことを全て質問するのは現実的ではないです。
面倒くさい奴と思われて不合格になるリスクもあります。
面接官も仕事の合間をぬって面接していますので、一々質問に答えるほど暇ではないですしね。
繰り返しになりますが、内定が出たら質問攻めする場を絶対に作りましょう!
このタイミングだと、入社させるために良い事しか言わないので質問の仕方は考えないといけません。
「ミスマッチですぐ退社とならないように念のため確認させて欲しい。お互い不幸は嫌なので」とでも言えば、受入れ側も再度採用する手間を考えて、色々教えてくれると思います。


お役に立てば幸いです。
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