食べすぎ営業マンのビジネスブログ

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上司と部下の価値観を埋めるのは無理なんだろう

最近パワハラのニュースが多いですね。

昔はワンマンオーナー企業にパワハラは多いイメージでしたが、大手上場企業でも当たり前にやっていたことが明るみになってきました。

実は公務員もパワハラ酷いですし、日本全体が変わらなければいけないタイミングにきていると感じます。

 

企業体質が古いのもあると思いますが、オジサン社員と若手社員の価値観が違うことを双方が理解できていないのが、パワハラが起こる原因だと思います。

そして、これは一生埋まることが無いのだろうと最近思います。

 

オジサン社員は、年功序列と終身雇用の中で、会社へ絶対服従することで対価を得てきました。

また、今とは異なり、頑張れば頑張るほど物が売れた時代なのでモーレツに働くことが、その分結果につながると信じています。

また、会社内でもで同僚と激しく昇進争いをしながら、マイホームとマイカーを手に入れた世代でもあります。

この手の人たちは、プライベートを犠牲にしてでも会社でモーレツに働くことが美徳であり正義です。

それが成功体験にもなっているため、若手に自身の価値観を押し付けます。

令和の時代にも関わらず、売り上げが足りない社員に対して、なぜ残業せずに帰るのだと長時間労働を強要したりします。

社内外に対して攻撃的な人が多いのもこの世代の特長です。

特に50歳前後の人にはこの傾向は顕著です。

 

厄介なのは、彼らがその価値観を若手に教え込む(押し付ける)ことが正しいと思っている事ですね。

居酒屋で若手に説教しているオヤジ社員をよく見ますよね。

聞き耳を立てると、武勇伝自慢と自分の価値観がバイブルと言わんばかりの論調です。

三者からすると笑ってしまうような話のオンパレードです。

令和の時代にOKバブリーな話を真剣にされても困るんですけどって感じですね。

OKバブリーはお笑いネタだからみんな関心を持って聞いているのですが、ご本人は真剣ですから全く笑えません。

言いたいことを言ってストレス発散しているのも間違いなくあるでしょう。

彼らが悪いのではなく時代が彼らを作ってしまったので、若手側も多少理解してあげるくらいの方が冷静に状況判断できるので、ちょうど良いかもしれません。

 

ちなみに、僕も若手の頃はこの説教タイムが嫌でしょうがありませんでした。

今思い返しても説教は何の役にも立っていません。

(時代は変わり、価値観も変わるのですよ)

飲み会費用を全額返金して欲しい位です。

あえてメリットを言うならば、営業先の担当者が典型的オジサン世代ならば、どういう価値観を持っているのか予想できる位でしょうか。

 

僕が新卒で入社した会社には、この聞き役を自らかってでる女子社員が数名いまして、彼女たちのことはある意味尊敬しています。

辛くないのか聞いてみると、ストレス一杯のオジサン社員の愚痴を聞くのも仕事の内だそうです。

僕には全く理解できませんし、理解したくもないですが、結果的に彼女たちはオジサン社員から困った時に助けてもらうことで、高い営業成績を残していたことは事実です。

 

対して、若手社員は物が溢れかえった時代を過ごしてきています。

テレビも冷蔵庫も洗濯機も当たり前に家にあります。

インターネットも生活の一部で育ってきた世代ですから、Google先生に質問すれば知りたい情報は大体手に入ります。

必要なものは苦労せずに既に持っているという価値観です。

手に入れる労力すら知りません。

 

彼らに共通するのは、数字に執着しない事です。

営業ノルマの達成は会社から与えられた義務であり、モチベーションには直結しません。

プライベートを犠牲にして得られる給料アップなどもっての他です。

彼らの働くモチベーションは、会社や顧客に対し貢献し感謝されることです。

マズローでいうところの社会的欲求から上ですね。

オジサンの価値観は安全欲求です。

マズローを知らない方は「令和で生きる営業マンの存在価値を考える - 食べすぎ営業マンのビジネスブログ」をご覧ください。

 

 

顧客に価値提供をして、その対価でお金をもらうのが営業マンの仕事なので、個人的にはこのモチベーションでも良いと思います。

問題なのは、対価に執着心がない事ですね。

会社では必要コスト以上に利益を得る必要があることを彼らは完全に理解していません。

口では売上、利益について語るのですけどね。

無償で価値提供するのはボランティアです。

就活でボランティア経験をもてはやしたリクルートの功罪でしょうか。

 

ちなみに、オジサン世代は数字のクリア自体がモチベーションになるので、若手の価値観は全く理解できないでしょう。

営業会議でマネジメント職がこれを理解できていないと、永遠にお互いトンチンカンな議論が続くことがあります。

若手は顧客への価値提供を訴え、オジサンは売上とのギャップに対する改善策を要求する。

どちらも間違っていないけど論点がちがいます。

これが長期化すると若手に対し暴言が飛び交い、イジメを目的としたパワハラ会議に発展する可能性があります。

 

結論、両方の価値観が理解できる中堅サラリーマンが間を取り持つのが最適解なのだと思います。

でも、その分給料もらってないから腑に落ちませんけどね。

社内ホスト代の手当貰えんかな。。