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投資は米国株式一極集中でOK!!【僕はやりません】

「趣味=投資」の30代中堅営業マンのtabesughiです。

一番楽しい時間は、近所の本屋で投資関連書籍を読み漁っている時と株価チャートを見ながら想いを巡らす時です。

 

今回は、投資したいけど何に投資すれば良いか分からない方向けの記事です。

 

年金2000万円問題のニュースを見て将来に不安を抱かれる方が増えていると思います。

高齢化社会が進む日本では、これまで通りに国民を守るのは無理なので、自分達で資産形成してねという内容ですね。

最後はうやむやになりましたが、この報告は間違いではないと思います。

現政権は、高齢者が怒ると選挙で票が取れませんので、高齢者不利なニュースが流れるのは都合が悪いですからね。

全く年金が支払われなくなる事は無いかもしれませんが、受給額は確実に減ります。

(若者は選挙に行こう!マジで!!)

 

さて、投資は短期投資と長期投資がありますが、将来の不安解消という点では長期投資が向いていますので、そこで何を買うべきかをお話しします。

(短期投資はどちらかと言うと日銭を稼ぐ感覚)

 

世界経済は米国一強時代

買うべきは米国資産(特に株)です。

戦後、世界経済を引っ張ってきたのが米国なのは、誰しも疑問の余地無しだと思います。

そんな世界経済の親玉である米国には、名だたる企業が存在します。

Apple、Alphabet(google)、AmazonfacebookMicrosoftなどは誰でも知っている企業です。

もっと身近なところだと、コカ・コーラマクドナルドなどでしょうか。

 

株式時価総額でみても、米国は全世界の60%弱を占めます。

他を見るとざっくりですが、欧州などの先進国18%、新興国14%、日本8%という状況です。

日本で「株」というと、トヨタソニーなどの日本企業の株がまず思い浮かびますが、世界的にみると経済大国日本も8%程度の時価総額となりますので、ここに集中投資するのがいかに危険か分かると思います。

また、米国圧勝の世界経済で米国がこけると、その他の国も経済悪化するのは容易に想像できます。

記憶に新しいのはリーマンショックですね。

 

この事実だけでも米国株に集中するのは、他国にも分散投資するのとリスクは大きくは変わらないと言って良いでしょう。

 

米国株は右肩上がり

米国株の規模が、圧倒的に世界最強というのはご理解いただいたと思いますが、勢いもすさまじいです。

不況で一時的に落ち込む事はあれど、必ず復活して右肩上がりに成長しています。

 

米国株価の代表的指数であるダウ平均をみると、こんな感じで順調に上昇しています。

  • 1980年 1,000ドル
  • 2000年 11,000ドル
  • 2019年 26,000ドル

 

日本(日経平均)だと、こんな感じです。

  • 1980年 7,000円
  • 1989年 38,000円 ※バブル経済ピーク
  • 2000年 19,000円
  • 2019年 23,000円
米国に比べるとパッとしないですよね。
アベノミクスの「ドーピング」をもってしても、バブル時の株価には戻りそうにありません。
ちなみに、「ドーピング」というのは、日銀が日本株(正確にはETF)を大量に購入しているため、見かけ上は株価が上昇しているというものです。
ドーピング無しの株価は?と考えるとゾッとします。。。
日本はこれから高齢化社会と人口減に直面しますので、経済的には完全にオワコンです。
 
ちなみに欧州先進国はというと、各国日本と同じように勢い無く停滞気味です。
どこも似たような状況に追い込まれていますので。
 
新興国は逆に勢いがあります。
ただし、情勢が不安定なためリスク高めです。
暴動とか普通におきますので、そうなると株価は急降下します。
 

米国で買うべき資産

これまでの話から、米国しか選択肢が無い事はご理解頂けた思いますが、具体的に何を買うかをお伝えします。

繰り返しになりますが、結論は「株」です。
他の選択肢として、債券やREIT(不動産)もありますが、債券は安定するものの利回りが低く、資産を大きく増やす事は困難です。
銀行預金よりはマシでしょうけど。
 
REITは不動産への投資ですが、パフォーマンスが株に劣ります。
また、株と異なる値動きをすると言われていましたが、リーマンショックの暴落では同じように大幅下落しましたので、不況時のリスク分散にはならないでしょう。
どちらかというと、短期~中期での値上がりを狙うイメージが強いです。
将来のために長期で積立するのであれば対象外です。
 

具体的な購入手法

米国株へ投資するには、個別株・ETF投資信託の3つ方法がメジャーです。

初心者は、手間を考えると投資信託一択です。

 

個別株は、その名の通り企業株を直接買い付けるものです。

メリットは、自分で複数種類の株を買ってポートフォリオを組みますので、ファンドにかかる経費が不要です。

デメリットは、購入できる最低株数(単価)が決まっているので、まとまった資金が必要です。人気企業ほど株価は高いので、その傾向は強くなります。

※最低100株で5,000円/株の場合、500,000円必要(別途購入経費がかかります)

また、業績が悪い企業の株を持ち続けるのはリスクなので、自分で新しい企業を見つけて入れ替える手間が必要となります。

ドルで購入するのが一般的なので、株価に加え為替の影響も受けます。

 

ETF(上場投資信託)は株の詰め合わせセットです。

イメージとしては、個別株と投資信託の中間です。

メリットは、ファンド側が詰め合わせの中身である株を勝手入れ替えてくれますので、下落株を自分で売る手間がありません。

デメリットは、運用をファンドに任せるので経費が掛かります。

※経費(信託報酬)は激安(0.05%とか)なのでほとんど気にならないレベルです。

また、個別株同様に購入できる最低株数単位が決まっているので、まとまった資金が必要です。

ドルで購入するのが一般的なので、株価に加え為替の影響も受けます。

 

投資信託ETF同様、株の詰め合わせセットです。

メリットは、ETF同様にファンドが勝手に運用してくれるので楽チンです。

また、日本円で購入できるので、為替変動を考慮する必要がありません。

購入単位は株数でなく、金額指定での購入が可能です。そのため、自分のお財布事情と相談しながら投資ができます(500円とか)。

デメリットは、運用をファンドに任せますので経費が掛かります。

ETFと比較して経費は高めです(0.15%とか)。

※近年急激に経費率が下がっているので、気にならないレベルになってきています

楽天VTI、e-maxis slim米国株式(S&P500)、SBIバンガードS&P500あたりを買っておけば間違いないでしょう。

 

ちなみに、僕は米国株式への一極集中投資が最適解と理解しつつも、投資は企業を応援するものとの意識があるので、日本株・先進国株・新興国株もかいつまんで購入しています。

 

僕の投資戦略は、「リスクヘッジしすぎ?安全重視の僕の投資戦略 - 食べすぎ営業マンのビジネスブログ」に記載していますので一読下さい。

 

極論言うと、自分が納得できれば好きなように買えば良いと思います。

未来は誰にも分らないため投資は自己責任です。

 

お役に立てば幸いです。

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