食べすぎ営業マンのビジネスブログ

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転職活動のリアル ~退職交渉編~

大手メーカー営業から超大手メーカー営業へ転職した30代中盤のオジサンが、転職にいたるまでのリアルな活動をお伝えします。

 

前回は最終面接のリアルをお話ししました。

今回は退職交渉編です。

 

最終面接の前段階で入社可能な時期を転職エージェント経由で聞かれます。

絶対条件ではないですが、転職先もその回答をもって入社後スケジュールを組むため、そこを見据えた退職交渉が必要です。

 

法律上は2週間前に会社に退職意思を通知すれば良いのですが、長く勤めてお世話になった上司や同僚に迷惑をかけない事を考えると、2~3ヶ月先を入社時期に設定するのがマナーだそうです。

リクルートから退職交渉に関する資料が送られてきますので、それを参考にしながら進めましょう。

 (最大手は最後までサービスがきめ細かいですね)

僕は5月のGW明けに内定が出たので、約2ヶ月後の6月末退社・7月1日入社を目標に交渉を始めました。

 

 

退職交渉の流れ

僕の場合だと以下の流れで退職交渉が進みました。

本部長との交渉あたりから、正直面倒くさかったです。

 

  1. 課長への意思表示&交渉
  2. 部長との交渉
  3. 本部長との交渉
  4. 人事部との面談

 

1.課長への意思表示&交渉

ここが一番大変だと思います。

大嫌いな上司なら問題ないのですが、私の場合は関係性は良好で普段から気にかけて貰っていました。

また、転職活動と同時期に昇格試験を受けており、そのための論文作成や面接練習を毎日見て貰っていたため非常に言い出しにくかったです。

(転職を感づかれないよう試験辞退はしませんでした)

また、上司も部下に辞められてしまったという評価が付くため、必死に引き留めがあります。

 

退職理由を根掘り葉掘り聞かれます。

転職面接よりも生々しい会話になります!笑

具体的には、給与け勤務地・仕事内容など不満があるなら希望を聞くから考え直せといった感じです。

その時は、退職をエサすれば何でも叶いそうだなと思いました。

しかし、実際には転職意思がある社員(非国民的な?)のレッテルが張られますし、残ってもこれまで通り上司・同僚とコミュニケーションを取る事ができませんので、甘い言葉に惑わされず退職意思を貫く事をおすすめします。

 

エージェントから聞いたのですが、残った社員も数ヶ月で結局退職することが多いらしいです。

事実、私の後輩も引き留で残りましたが、半年程度で退職しました。

 

2.部長との交渉

課長との交渉が終わると、部長との交渉が待っていました。

聞かれることは基本同じですが、退職理由を詳しく聞かれます。

お前は騙されていると言わんばかりに、矛盾点を探してきます。

しかし、こちらも何度となく転職面接を通過してきた経験値がありますので、面接と同じ理論で話せば理解して(あきらめて)もらえます。

最後に転職時期を延ばすように言われましたが、もう転職先の入社時期が決まっていることを話して面談終了となりました。

 

3.本部長との交渉

次は本部長です。

通常は部長で終わるケースが多いそうなのですが、僕の場合はもう一段階ありました。

本部長のような役員クラスとは殆ど話したこともないですし、2人きりになること自体が凄く嫌だったのを覚えています。

 

北風と太陽作戦なのでしょうか?

これまで甘い話ばかり提示してきていたのが一変して脅しに変わります。

過去の退職者の例を出して、誰も活躍できず転職を繰り返すという話を延々とされました。

こちらには職業選択の自由がありますし、直属の上司(課長)へ退職意思を表示した段階で法的には2週間後に退職できます。

何を言われようが淡々と退職意思が変わらない事を伝えれば大丈夫です。

 

4.人事部長との面談

やっと終わったと思ったのも束の間、本社人事部より一度面談したいとの呼び出しがありました。

退職関連の書類を渡すので、直接取りに来てほしいとの事でした。

引き留めはなさそうだったのでノープランで言ったのですが、やんわりと引き留めがありました。

人事はプロなので、退職意思に変更ない事を伝えるとあっさり引き下がりました。

最後に会社改善点のアンケートを書いて終了となりました。

もうここに来ることはないのかと思い、ビル外観の写真を撮ってから帰りました!

 

本当に大変なのは引継ぎ

退職交渉が終わると、引継ぎのスケジュール調整が始まります。

同僚達は普段の仕事で忙しく、なかなかスケジュールが決まりませんので、こちらから積極的に動きましょう。

向こうからすると仕事が増えるのが嫌なため、本当に後回しにされます。

 

僕の場合は転職に伴い引っ越しがあったため、退職日の2週間前から有休消化に入る事を課長に対して言い続けて、無理やり引継ぎを終わらせました。

この段階になると、並行して大量の退職事務手続書類を対応しないといけないので、忙しさマックスです。

 

 

狭い世間ですから、円満退社が望ましいです。

無理な状況ならエージェントに相談しましょう。

繰り返しになりますが、法律上は退職の意思表示から2週間後に退職が可能です。

書留で人事部に退職願いを出せばOKです。

後日会社備品を段ボールにまとめて、送り付けてやれば完了です。

あわせて、退職手続き書類を要求すれば向こうは断れません。

 

僕は、初めは上司・同僚に申し訳ない気持ちでしたが、退社日までのタイムリミットが近づくにつれドラスティックな対応を取りました。

それでも最後は盛大に送別会を開いてもらい、個人的には転職応援しているとみんなに言ってもらえたのが今でも記憶に残っています。

今でも前の会社の人とは一部連絡を取っています。 

 

退職交渉の雰囲気はつかんでいただけたでしょうか。

次の人生に期待を抱いて、一番楽しい時期ですね。

 

次からは転職後に苦労する事と乗り越え方についてお話します。

ご参考になれば幸いです。

 

転職活動のリアル ~最終面接編~

大手メーカー営業から超大手メーカー営業へ転職した30代中盤のオジサンが、転職にいたるまでのリアルな活動をお伝えします。

 

前回は一時面接のリアルをお話ししました。

今回は最終面接編です。

 

いざ最終面接

一次面接を突破すると通常は最終面接です。あと一つ乗り越えれば見事内定です!

(JTなどの超人気企業だと二次面接もあるみたいです)

 

最終面接の通過率は大体50%と言われています。

転職後に聞いてみると、やはり2名中1名を選ぶ面接だったそうです。

一次面接で実質1名しかいないと判断しても、お偉いさん達に選ばせるため、最低2名は通過させるそうです。

完全に当て馬ですね。サラリーマンは恐ろしいです。

面接受ける方も仕事の合間で活動するので、暇ではないのですけどね。

(会社を休むために、僕の奥さんには何度も入院していただきました! 笑)

 

最終面接での質問内容も定番3パターンが基本です。

どこもこのパターンなのはリクルートの洗脳でしょうか? さすが業界最大手です。

  1. 自己紹介、自己PR
  2. 職務経歴を簡単に紹介
  3. 退職理由、志望動機

 

最終面接は、役員・部長クラスが面接官であることが多いです。

そのため面接官慣れしています。

一次面接と異なり、かなり深く突っ込んだ質問がきます。

特に、現職で結果が出た理由の考察に納得性があるか、またその時はどういう感情だったかにまで質問が展開されます。

自分の中で仕事に対する芯が一本通っていないと、回答がブレて辻褄が合わなくなると思います。

また、回答に詰まるプレッシャーをかける質問もあります。(圧迫ではないですよ)

切り返し方を見ていると思います。

 

最後に質問を受け付けてくれますが、面接官は忙しい立場の人なので早々と切り上げられることが多いです。

過去ブログの繰り返しになりますが、一次でも最終でも仕事内容を聞ける時間は限られます。

内定後に仕事内容を質問できる場を作るよう、エージェント経由で依頼しましょう!

 

最終面接後は、エージェントへ結果報告をします。手応え全く無しと回答したのを覚えています。

それまで、頑張った面接は7割方通過していたため、エージェントも心配してくれました。

(7割通過は私が優秀なのではなく、上場企業で九州勤務希望者が少なかったことが理由です)

 

最終面接の段階で気を付けること

最終面接をいくつか受ける段階になると、内定が出始めます。

そうすると、エージェントからの追い込みがきつくなります。

エージェントも仕事でやっているので、転職者をどこかしらの企業へねじ込もうとしてきます。

僕も第一志望の会社の最終面接前に、もしダメだったら既に内定が出ている第二志望へ行く気はあるかと何度も意思確認の連絡が来ました。

ここまで来ると、担当者とは頻繁に連絡を取り合っており、信頼感も生まれていますので、第二志望でも行きますので安心して下さいと回答していました。

また、エージェント担当者も営業なので、月度内に内定が出るようなスケジュール設定を要求してきます。

その代わりに、第一志望の会社に対して内定もらえるよう強くアピールしてくれたようです。

 

私はどこかしらに必ず転職しようとしていたため、エージェントのねじ込み活動に乗っかっていましたが、転職迷っている方は安易な決断は禁物だと思います。

担当者の売上のために自身のキャリアを犠牲にする必要はありませんので。

 

最終面接を受けた企業の一例

➀超大手メーカー ※転職した会社

面接官は4人(人事部長、人事担当者、所属予定の部長、本社の企画部長)。

質問は定番質問がメイン。

回答するたびに、回答の裏付けエピソードやその時の考え方を聞いてくる。

雰囲気は穏やかでしたが、突っ込みがキツくて汗だくで何とか回答していました。

外資メーカー

面接官は2名(社長と人事部長)。外資系らしく社長は外国人です。

外国人社長だからなのか、ストレートな質問が連続で飛んできます。

日系企業と異なり、人間性よりも営業マンとしての実力値を図られるような質問が多かったです。

例えばですが、「入社初日に何をする?」や「(クレーマー顧客の例を出して)どう対応するか?」など。

また、その会社の顧客セグメントを見せられ、「明日からどこを攻めるか?」という質問もありました。

僕は営業だけでなく、営業がアプローチする顧客リストの作成も業務で行っていたため何とか回答できましたが、営業マン一筋の方は回答に苦しんだと思います。

 

この企業は、事前に準備した想定質問集が全く役に立ちませんでした。

たまに社長さんの日本語の発音が聞き取れず、それが表情に出てしまった時はイラっとされたので、入社したら気をつけようと思いました。

まぁ、最終的には内定辞退したのですが。

 

最終面接の雰囲気はつかんでいただけたでしょうか。

次回は内定から退職交渉編です。

ご参考になれば幸いです。

転職活動のリアル ~1次面接編~

大手メーカー営業から超大手メーカー営業へ転職した30代中盤のオジサンが、転職にいたるまでのリアルな活動をお伝えします。

 

書類選考通過すると

書類選考を通過すると、面接の日程調整が始まります。

リクルートの場合は、スマホアプリ上で面接希望日と時間帯にOKもしくはNGを登録します。パソナはHPとメールでの回答です。

会社のPCで転職サイトを開くわけにはいきませんので、スマホアプリがタイムリーに回答できるので便利でした。

後日(ほとんどが翌日)に面接日時の確定連絡が入ります。

確定連絡が入ると、面接に向けた準備が始まります。

僕はノートに想定質問と回答を整理していました。

 

いざ一次面接

新卒と異なり転職面接は回数が決まっており、面接は通常一次面接と最終面接の2回です。

一次面接は、人事担当者と自分の直属の上司となる課長クラスが面接することが多いです。

最終面接は、人事部長と自部門の部長クラス数名が出てきます。

企業規模によっては社長が出てきます。

質問パターンも決まっており、「南極で氷を売る方法は?」などという変化球はありません。

  1. 自己紹介、自己PR
  2. 職務経歴を簡単に紹介
  3. 退職理由、志望動機

この3つを掘り下げて聞かれます。

面接時間は1時間位が多かったです。

向こうも通常業務の合間で時間を作りますので、そんなに長くは時間が取れないのだと思います。

(つまり、こちらからの質問時間が殆ど無いため注意です!!)

 

1.自己紹介、自己PR

1分程度で事前に提出した履歴書や職務経歴書の内容について1分程度で話します。

正直、面接官は内容よりも立ち振る舞いを見ています。内容は事前に目を通していますしね。

ハキハキ、堂々と話しましょう!第一印象は大事です。

僕はスピーチやプレゼンが得意なので、ここは好印象を得ていたと思います。

 

2.職務経歴

転職面接はココが全てと言っても過言ではないと思います。

過去の仕事の話を通じて、適性を図られたり実力の値踏みをされます。

定番で聞かれるのは下記の質問です。

 ➀一番成功した仕事は?自分のどういう強みが良い結果をもたらした?

 ➁一番失敗した仕事は?(今は同じ失敗していないアピール必要)

 ➂自身の強み、弱みは?(➀、➁と矛盾ないかの確認。終盤戦で再度聞かれる)

せっかく採用するなら、優秀な人材が欲しいのはどの会社でも同じです。

新卒は配属部署で活躍できなくても、後々適材適所で居場所を探してあげれば良いですが、中途採用はそうはいきません。

一つの採用枠(職務)にピッタリ当てはまる人を探す必要があります。

また、新卒と異なり3年で独り立ちすればOKなどと悠長なことも言っていられません。

新卒を育てる余裕がないので中途を採用するのですから、一日でも早く一人で数字を上げることを期待されます。

それを理解した受け答えが必要ですね。

 

 3.退職理由、志望動機

退職理由と志望動機はセットです。ポジティブな内容が必要です。

現状から逃げ出したいだけの人は、採用してもすぐ辞めるリスクがありますので。

本当の理由は、上司にムカついたとか、仕事がつまらないとか、単にUターンしたいだけであっても、その場はスマートな理由を話しましょう。

僕の本音の転職理由は下記のとおりです。

  • 落ち目業界&企業からの脱出
  • 定年間際の窓際上司に同じ窓際に連れていかれそうになった(社内で仲良しは僕だけだった)
  • 子供が生まれたので実家の近くに帰りたい

僕は直接自社をディスらず、業界全体が成熟しきって落ち目なので、成長業界で働きたいという理由で全社押し通しましたし、ちゃんと内定も貰えました。

メーカーは海外との競争で大体が成熟市場ですが、当時私のいた業界(印刷系)は目立って落ち目だったので、世間のペーパーレスの波に逆らえないと言うだけで100%共感を得られました。

 

勤務地希望を聞かれたら、九州で子育てしたいと端的に答えました。

新卒は業界の中でなぜ当社を志望したのかと聞かれますが(なぜ日産でなくトヨタ?)、転職はその手の質問はないです。だって、競合他社が同じポジションで募集していることはレアケースですから。

 

面接を受けた企業の一例

➀超大手メーカー ※転職した会社

面接官は、人事担当者と直属の上司となる課長でした。

定番質問を淡々と深堀りされました。淡々とし過ぎて手応えは全くありませんでした。

筆記試験があったのはこの会社だけでした。

面接後に隣の部屋で筆記試験を受けるのですが、別の候補者と盛り上がっているのが聞こえており、全く集中できなかったです。

ちなみに、直属の上司となる面接官から、仕事は派手に見えるけど仕事内容は地味だよと言われたのを覚えています。

(ちゃんとフラグは立っていたのに、内定欲しさにこれを軽くとらえた結果、日々苦しむ毎日となります)

なお、会社説明や業務内容説明は一切ありませんでした。

後で聞きましたが、業務内容は機密の部分も多いため、細かく説明はしない方針のようです。

 

➁超大手メーカーその2

一次面接だけで内定が出た企業です。

面接官は人事課長と直属の上司となる部長でした。

終始雑談形式。質問内容は定番のものでした。

なお、丁寧なプレゼンで会社説明や業務内容の説明がありました。

この部長さんも金融業界からの転職組らしく、業界問わず営業ができたら活躍できるとの話でした。

いつから来れそう?の質問も繰り返しあったため、面接中に怪しさをひしひしと感じました。

転職決まって数か月後に大規模リストラのニュースがありましたので、直感を信じて良かったです。

 

外資メーカー

はじめて転職面接をうけたのがこの企業でした。

面接官は所属予定部門の課長2名。終始雑談形式でした。

面接の勝手がわからず終始話がかみ合いませんでしたが、雰囲気は打ち解けており、面接は通過しました。

この会社は100%中途社員で構成されているらしく、転職面接の攻略法なども教えてもらいました。

給与の話も一次面接から積極的にされまして、最初が肝心だからもっと高く要求しなよと希望額を却下されたのが印象深かったですね。

会社説明はありませんでしたが、業務内容は雑談ベースで細かく説明してもらいました。

 

④準大手メーカー

面接官は人事2名(課長、担当者)で、淡々と定番質問のみでした。

会社案内をベースに会社説明はありましたが、仕事内容は自分たちは人事だから分からないとの回答でした。

面接前に長時間待たされたり、面接官がネクタイを緩めたまま出てきたりで、一秒でも早く帰りたいとの気持ち一杯の中で面接を受けました。

帰る時には、すれ違う社員も嫌な人に見えてしまいました・・・

結果はもちろん落とされました!笑

 

面接の短い時間でも会社の特色がはっきり見えますね!

同じ質問に同じように回答しても会社ごとに反応が全然違います。

次回は最終面接編です。

ご参考になれば幸いです。

【エージェント面談編】転職活動のリアル

大手メーカーから超大手メーカー営業へ転職し30代中堅営業マンが、転職に至るまでのリアルな活動をお伝えします。

 

実質的な活動は2ヶ月位です(2018年3月初旬~2018年5月初旬)。

振り返るとかなりトントン拍子な転職活動でした。

上手くいったのも、求人数が多い時期だったからだと思います。

 

まずは転職サイトへ登録

転職エージェントのサイトへ登録するところから始まります。

僕の場合はリクルートキャリア、パソナキャリア、ビズリーチへ登録しました。

初めての転職なのでどこが良いか分からず、とりあえず大手を選びました。

 

もし登録時点で自己分析が出来ていなければ、「【基本編】転職で失敗しないために必ずすべきこと - 食べすぎ営業マンのビジネスブログ 」を読んで、なるべく早く着手して下さい。

 

登録の際は、履歴書や職務経歴をサイトに登録します。

10年以上前の新卒就活を思い出しながら頑張って書きます。

営業職なので実績を記載しますが、みんなに誇れる輝かしい実績など無いので、数少ない自慢話をひねり出します。

 

一般的なサラリーマンは転職エージェントへ登録するのが王道です。

どうしても行きたい企業があれば、企業HPの採用サイトから直接応募もありです。

前職はそのルートから入社した同僚もいましたがレアケースなので狙い目だそうです。

エージェント経由だと採用側も費用かかりますしね。

 

大手企業勤務だったり、自分に自信がある人はSNS等からスカウトが来ることもあると思います。

僕も月に数回はLinledIn経由でスカウトがきます。

外資系が多いですが、日系だと勤務先の同業他社や取引先から連絡がきます。

 

少し緊張?エージェントとの面談

登録完了すると、エージェントの担当者から面談依頼の連絡が入りますので、日程を調整します。

僕の場合は、埼玉県の浦和に住んでいて、リクルートの大宮営業所が最寄りだったのでまずここに行きました。

他は面談先が東京駅近辺だったので、なんとなく後回しにしました。

(埼玉から東京に出るのって面倒くさいんですよね。。。)

仕事をしながら転職活動することを考えると、近場が便利だと思い、まずここに行ったのですが、面談後に担当者と直接会うことは無いので、実はあまり立地は関係ないです

基本的には、メールと電話でやりとりします。 

 

ちなみに、担当者は長井秀和を更にイケメンにした方でした。

年齢は30歳位だと思います。

輝いています!頼れそうです!

根暗オーラにじみ出る僕としては、同世代として引け目を感じながら面談スタートします。

(学生時代のヒエラルキーを思い出します・・・)

 

後々の話ですが、この担当者に頑張ってもらって転職を終えることになります。

転職は自分の実力はもちろんですが、担当者の力量がものを言います。

自分に時間を使ってくれる担当者かどうかを見極めましょう!

 

まずは、転職サポートサービスの説明を受けます。

注意点は数ヶ月(6か月だったかな?)が最長サポート期間ということです。

期間満了後も求人紹介はするようですが、担当者がべったり張り付いてのサポートは無いとの事でした。

 

次に、転職理由や現職の内容をアンケートに記載します。

そのアンケートをベースに話をしながら転職先企業を探して行くことになります。

僕の希望は、

  • 給料ちょい下がりOK(後々上がればOK)
  • 勤務地:福岡県(地元帰りたい)、なかったら首都圏でもOK
  • 業種は、営業 or マーケティング
  • 全国転勤可(初めの数年だけ福岡にいたい)
  • 休みは暦通り(土日・祝日)

という感じでした。

年齢的に未経験職種は厳しいとのことで、現職と同じ営業職で探すことで決定。

経営企画とかの響きがカッチョイイ職種は早くも諦めることに w。

世間では35歳転職限界説は無くなったと言われていますが、35歳超えても転職が可能になっただけであり、20代のように業界も職種も変えるのは難しいのが現実です。

転職広告に騙されないようにしましょう!

営業なら業界はあまり問われないとの担当者の話だったため、新卒入社から10年間メーカーで物売りメインでやってきた事もあり、まずはメーカーで探します。

 

担当者が100枚位の求人情報の紙を目の前に置き、直感で有り無しに仕分けて下さいと言います。

僕の条件を全て満たそうとすると、3枚くらいしか残りませんでした。

30枚くらい選ぶのが普通らしく、再度選びなおします。

家に帰って専用サイトから選んだ企業へエントリーするよう指示されます。

エントリーは、エージェント面談時に作った職務経歴書と自己PRシートをアップするだけです。

新卒学生のように志望動機を考えなくて良いので、もの凄く楽です。

また、自分で検索して良さそうな企業は積極的に追加エントリーするように言われます。

担当者からもオススメ求人を定期的にメールでもらえます。

 

注意点は、書類審査が通過すると、余程の理由が無い限り面接は断ることができないという点です。

これを無視するとエージェントからソッポを向かれ、良い求人が紹介されなくなり、フォローが手薄になります。

エントリーが簡単だからと調子にのると、面接地獄で超多忙になります。

営業は外回りなので比較的時間は調整できますが、内勤の方は有休をとる羽目になると思うので気を付けて下さい。

 

転職の内定確率は以下の通りです。

選ぶことを考えると30社エントリーは必須ですね。

  • 書類通貨:30%
  • 1次面接:40%
  • 最終面接:50%
  • 最終合格率:6%(約3社内定)

 

ちなみに、パソナキャリアでも同じ面談内容でした。

担当者の話でナルホドと思ったのは、医療系は成長しているし給料高めだから人気だけど、深夜呼び出しあるし土日の概念無くなりますよという事でした。

第1子誕生したばかりの自分には無理だと判断できました。

情報を得るために複数エージェントの話を聞くのは重要です!

 

この担当者は知識は豊富だったのですが、求人内容が微妙だったり、求人紹介タイミングがリクルートよりも遅く、最終的には縁がなかったです。

求人業界で表彰されていたので凄く期待していたのですが、僕との相性は良くありませんでした。

なお、ビズリーチは担当者と予定合わず、うやむやになり結局面談すらしませんでした。

 

エントリー後に書類通過の連絡が来るわけですが、それはまたお話しします。

ご参考になれば幸いです。

【基本編】転職で失敗しないために必ずすべきこと

2018年7月に大手メーカー営業職から超大手メーカー営業職へ転職し1年が経過しました。
転職は非常にストレス度が高く、僕にとっては激動の1年でした。
日々何とか乗り切るという事をやっていたら、今日までたどり着いたといった感じです。

今でも正しい転職だったのかと日々悩みながら会社へ通う毎日でして、正直少し(結構?)失敗だったかなと思っています。
これから転職される方が僕と同じ失敗をしないように、転職活動で見過ごしがちな大事なポイントをお伝えします。

自分にとって何が一番大事か考える

転職まずやるべき事は、転職して何を成し遂げたいかを決める事です。
新卒での就職活動の際、自己分析をしたと思いますが転職でも同じです。
むしろ社会人経験があるため、具体的言葉に落とし込めるように深堀りする必要があります。
例えば、給料アップ・勤務地・定時に帰れる・仕事内容などです。

これが無いと確実に失敗します。
失敗しなかった人はただのラッキーです。
転職エージェントを使う際も、どんな会社を転職者に紹介すれば良いか担当者が判断できないので自己分析は大事です。
私はこの自己分析が表面的だったので、新卒大学生のように大手企業にとりあえず行っとけと決めてしまいました。

会社の業績不振と数千人規模のリストラが毎日Yahooトップニュースで取り上げられる中、第一子が誕生し、自分の年齢は34歳と転職限界説にひっかからないギリギリの状況だったので、考える余裕がない中で急いで決めたのを覚えています。

確かに誰でも知っている一部上場超大手企業への転職により、給料アップ・十分な福利厚生・希望勤務地を手に入れました。
でも、仕事内容をしっかり調べなかったことで、興味をもてない仕事のために一日8時間以上拘束されています。
これは僕にとっては地獄です。

今考えると、給料は家族が最低限食べていける程度で良いので、仕事内容を優先して決めれば良かったと思っています。
僕の仕事選びで一番重要な基準が、仕事内容である事を今になって気付きました。
プラスアルファとして残業が少なければ言うこと無しですね。
でも、当時そういう企業は受けませんでした。

次に企業分析をしよう

僕が転職した会社は、自分が担当営業として訪問していた会社でした。
前の会社の先輩たちも転職先の会社名を伝えると、そこなら安心だねと言ってくれました。
そのため、本来転職する会社は念入りに調べるべきなのに、会社情報はもちろん、社風や働いている人たちの人柄もよく知っているからと深く調べませんでした。

ここに落とし穴がありまして、大企業というのは部門が違えば社風は別会社です。
私の転職先に対する当時のイメージは、穏やかな人が多く、商談中も冗談が飛び交うような自由な社風でした。
配属先は当時営業で訪問していた部門とは違う部署だったため、激しい縦割り・トップダウン主義の風通しの悪さ・上司が部下に仕事をまかせっきりにする超放任主義で日々苦しむことになります。

ホームページ情報は勿論ですが、転職エージェントにお願いして内定先の社員と面談するのをお勧めします。
特に業務内容は必ず確認した方が良いです。
具体的に日々何をするのかイメージできるレベルまで質問すべきだと思います。事業内容は派手だが、自分の日々の業務は地味でつまらないというのは避けなければいけません。

僕の場合は、求人広告に「ソリューション営業」と書いてあったため経験が活かせると考えたのですが、実際の仕事内容は御用聞き営業で、商談において営業が主体的に提案するシーンは皆無の状態です。

転職は新卒と異なり、面接の際に会社や仕事内容の説明があります。
時間が限られており、満足に質問できず、よく理解できないまま面接終了となります。
企業によっては説明時間はたったの10分程度です。
転職は今抱えている仕事のストレスから解放されることになるため、超ハイテンションになり細かいところが見えなくなります。
転職先の全てが良く見えますので、冷静に話を聞く場を必ず設定するようにして下さい。

とは言え、面接では転職者の人と成りを見るのが主な目的なので、転職者側が知りたいことを全て質問するのは現実的ではないです。
面倒くさい奴と思われて不合格になるリスクもあります。
面接官も仕事の合間をぬって面接していますので、一々質問に答えるほど暇ではないですしね。
繰り返しになりますが、内定が出たら質問攻めする場を絶対に作りましょう!
このタイミングだと、入社させるために良い事しか言わないので質問の仕方は考えないといけません。
「ミスマッチですぐ退社とならないように念のため確認させて欲しい。お互い不幸は嫌なので」とでも言えば、受入れ側も再度採用する手間を考えて、色々教えてくれると思います。


お役に立てば幸いです。
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