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【基本編】転職で失敗しないために必ずすべきこと

2018年7月に大手メーカー営業職から超大手メーカー営業職へ転職し1年が経過しました。
転職は非常にストレス度が高く、僕にとっては激動の1年でした。
日々何とか乗り切るという事をやっていたら、今日までたどり着いたといった感じです。

今でも正しい転職だったのかと日々悩みながら会社へ通う毎日でして、正直少し(結構?)失敗だったかなと思っています。
これから転職される方が僕と同じ失敗をしないように、転職活動で見過ごしがちな大事なポイントをお伝えします。

自分にとって何が一番大事か考える

転職まずやるべき事は、転職して何を成し遂げたいかを決める事です。
新卒での就職活動の際、自己分析をしたと思いますが転職でも同じです。
むしろ社会人経験があるため、具体的言葉に落とし込めるように深堀りする必要があります。
例えば、給料アップ・勤務地・定時に帰れる・仕事内容などです。

これが無いと確実に失敗します。
失敗しなかった人はただのラッキーです。
転職エージェントを使う際も、どんな会社を転職者に紹介すれば良いか担当者が判断できないので自己分析は大事です。
私はこの自己分析が表面的だったので、新卒大学生のように大手企業にとりあえず行っとけと決めてしまいました。

会社の業績不振と数千人規模のリストラが毎日Yahooトップニュースで取り上げられる中、第一子が誕生し、自分の年齢は34歳と転職限界説にひっかからないギリギリの状況だったので、考える余裕がない中で急いで決めたのを覚えています。

確かに誰でも知っている一部上場超大手企業への転職により、給料アップ・十分な福利厚生・希望勤務地を手に入れました。
でも、仕事内容をしっかり調べなかったことで、興味をもてない仕事のために一日8時間以上拘束されています。
これは僕にとっては地獄です。

今考えると、給料は家族が最低限食べていける程度で良いので、仕事内容を優先して決めれば良かったと思っています。
僕の仕事選びで一番重要な基準が、仕事内容である事を今になって気付きました。
プラスアルファとして残業が少なければ言うこと無しですね。
でも、当時そういう企業は受けませんでした。

次に企業分析をしよう

僕が転職した会社は、自分が担当営業として訪問していた会社でした。
前の会社の先輩たちも転職先の会社名を伝えると、そこなら安心だねと言ってくれました。
そのため、本来転職する会社は念入りに調べるべきなのに、会社情報はもちろん、社風や働いている人たちの人柄もよく知っているからと深く調べませんでした。

ここに落とし穴がありまして、大企業というのは部門が違えば社風は別会社です。
私の転職先に対する当時のイメージは、穏やかな人が多く、商談中も冗談が飛び交うような自由な社風でした。
配属先は当時営業で訪問していた部門とは違う部署だったため、激しい縦割り・トップダウン主義の風通しの悪さ・上司が部下に仕事をまかせっきりにする超放任主義で日々苦しむことになります。

ホームページ情報は勿論ですが、転職エージェントにお願いして内定先の社員と面談するのをお勧めします。
特に業務内容は必ず確認した方が良いです。
具体的に日々何をするのかイメージできるレベルまで質問すべきだと思います。事業内容は派手だが、自分の日々の業務は地味でつまらないというのは避けなければいけません。

僕の場合は、求人広告に「ソリューション営業」と書いてあったため経験が活かせると考えたのですが、実際の仕事内容は御用聞き営業で、商談において営業が主体的に提案するシーンは皆無の状態です。

転職は新卒と異なり、面接の際に会社や仕事内容の説明があります。
時間が限られており、満足に質問できず、よく理解できないまま面接終了となります。
企業によっては説明時間はたったの10分程度です。
転職は今抱えている仕事のストレスから解放されることになるため、超ハイテンションになり細かいところが見えなくなります。
転職先の全てが良く見えますので、冷静に話を聞く場を必ず設定するようにして下さい。

とは言え、面接では転職者の人と成りを見るのが主な目的なので、転職者側が知りたいことを全て質問するのは現実的ではないです。
面倒くさい奴と思われて不合格になるリスクもあります。
面接官も仕事の合間をぬって面接していますので、一々質問に答えるほど暇ではないですしね。
繰り返しになりますが、内定が出たら質問攻めする場を絶対に作りましょう!
このタイミングだと、入社させるために良い事しか言わないので質問の仕方は考えないといけません。
「ミスマッチですぐ退社とならないように念のため確認させて欲しい。お互い不幸は嫌なので」とでも言えば、受入れ側も再度採用する手間を考えて、色々教えてくれると思います。


お役に立てば幸いです。
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