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転職検討者は必見!転職タイミングを見極める3つの指標

転職して1年半が経過しました。

転職前後を振り返ると気づきがあったので、転職すべきタイミングをまとめました。

世の中の転職ブームに乗っかって、何となく自分も転職した方が良いのかなと思う方はご覧ください。

 

結論を言うと、周りが転職しているから何となくというのは止めた方が良いです。

自分が納得できる理由があれば実際に動きましょう。

 

転職市場を見極める

大前提として、転職ブームは転職業界が創り出したものだと理解すべきです。

国内市場の縮小は今後も続きますので、国内の優良な求人数が増えることは無いと思います。

国内ニッチ市場を狙うベンチャー企業を除き、中長期で見れば海外市場で戦うのが企業が取るべき基本戦略なので、採用すべきは現地の優秀な人材です。

海外となると、超大手を除き国内転職エージェントが関与できる限界を越えてしまいます。

そのため、彼らは政府と日銀が創り出した見かけだけの好景気にのっかって、転職ブームを作り出し、将来に備えて今のうちに稼ごうとしています。

 

ちなみに、僕はこの転職ブームにのっかって転職しました。

詳細は「【基本編】転職で失敗しないために必ずすべきこと - 食べすぎ営業マンのビジネスブログ」をご覧ください。

ネガティブな事を言いましたが、転職エージェントは悪い人たちではありません。

彼らもビジネスでやっている事を理解した上で、転職者側も上手につきあうことが必要です。

 

繰り返しになりますが、転職理由がない方は周りに流されず、今いる会社でキャリアを積むべきです。

どうしても転職したい方は、自分が3つの指標に当てはまるかを考えてみて下さい。

どれかに当てはまるなら具体的に動いて良いと思います。

 

タイミングとなる指標➀ 会社の将来性にリスクがある

100年存続する企業はほぼ存在しません。

勢いのある有名企業も、どこかで必ず落ち目になります。

倒産しないためには時代の流れを読み、新規事業の立ち上げが必要となりますが、一般的には企業を買収して新規事業を立ち上げることになります。

自社ノウハウだけで新しく事業を作り出すことはムリゲーです。

そのムリゲーをやりとげたのが、富士フイルムの化粧品事業でして、世間ではベストプラクティス扱いされています。

しかし、採算性でみると会社を支えるまでには至っていません。

そのため、主力となるヘルスケア事業はM&Aによる事業転換をしています。

 

ちなみに、新しい事業が立ち上がる裏では、不採算事業は売却もしくは解体となるのが一般的です。

そこで自分が働いていたと想像するとゾッとしますね。。。

間違いなくリストラと待遇悪化が待っています。

そのため、カシオのように残存者利益を狙うような具体的経営指針がない場合は、転職して早めに脱出するのが良いと思います。

 

僕は、印刷系の会社だったので、定年まで勤めあげるのは無理だと思い転職しました。

事実この会社はニュースで取り上げられるほどの大規模リストラをしました。

転職せずに残った元同僚たちに聞くと、福利厚生が大幅にカットされ、年収もかなり下がったそうです。

市場規模は縮小傾向ですし、競合他社に勝てるような製品も無いので、リストラを繰り返しながら延命していくのだと思います。

 

ちなみに、僕が転職した会社(メーカー)に聞くと、銀行マンの転職希望が殺到しているそうです。

もしかすると、営業マンやマーケティング担当者よりも、人事担当者の方が色々な業界事情に精通しているのかもしれませんね。

 

タイミングとなる指標➁ やりたい仕事が見つかった

➀と違って前向きな理由ですね!

本来、転職はこうあるべきだと思います。

 

新卒で入社して、目の前の業務を一人でこなせるまでには4~5年かかると思います。

(3年では仕事を覚えただけで実務力が伴わない)

一通りできるようになると、次のステップに行きたくなり視野を広げる事になるでしょう。

恐らく興味のある仕事が見つかります。

営業マンならマーケティングや企画あたりが鉄板でしょうか。

 

注意しないといけないのは、まず自社でやりたい仕事につけないかを調べるべきです。

転職では経験が必要となりますのでヤル気だけでは採用されません。

もし採用される企業があっても、おそらく労働環境は期待できないでしょう。

社内部署異動であれば、これまでの仕事ぶりから未経験でもチャレンジさせてくれる可能性があります。

そこで経験を積んだ上で、社外へ目を向けるのがリスク少ないと思います。

 

僕は、印刷から派生してマーケティングとプロモーションの知識を身に着けましたので、転職ではWebマーケティングの会社を志望しました。

残念ながら年齢と経験が釣り合わず、志望した企業では書類が通りませんでした。

書類が通る企業もありましたが、労働環境が厳しそうだったので、子供が生まれたばかりの僕としては遠慮しました。

独身だったらチャレンジしたと思います。

 

指標➂ 今の会社で成長が見込めない

10年位同じ仕事をすると、できる人とできない人に明確に分かれます。

できる人は大体が勉強熱心な人です。

社会人で勉強する人は凄く少ないので、勉強し続けると自分がもう学ぶことは無いと感じるタイミングが来ます。

ここへ到達できれば、転職しても良い企業が見つかるでしょう。

もし、まだ学べる人が近くにいたり、部署異動で新しいチャレンジができるのであれば

同じ会社で働くべきですね。

仕事も環境も変わるのはストレス度が強すぎますので。

 

僕も転職するまでの直近2年間は、キッカケがあって、毎朝30分~1時間、終業後に1時間、土日で最低12時間(6時間×2日)の勉強をつづける日々でした。

尊敬する先輩たちも気が付けば追い抜いており、会議で彼らの発言を聞くたびにピンボケしていると感じるようになりました。

思い返すと、大企業病だったのでみんなが社内の立場を守るためのポジショントークをしていたのでしょう。

資料を作ってあるべき姿をプレゼンしても、その時は共感を得ますが、具体的な変化には至りませんでした。

 

社外で会う人たちとは理解し合えるのに、なぜこの人たちは数年前から同じことをやって失敗し続けているのだろうとの疑念が強くなり、会議でも徐々に発言しなくなりました。

最後は意見を求められても、沢尻エリカばりに「別に」と返していた気がします。(大人げないですね。。。)

一番働き盛りな30代で新しいことを学べず、同じことをただ繰り返す恐怖から転職を決意しました。

直属の上司から囲われていたので、部署異動の可能性もありませんでした。

50歳を超えていたら、その環境でも転職しなかったと思いますね。

 

転職体験談の信ぴょう性を見極める

3つの指標のどれかに当てはまれば、実際に転職活動しても良いでしょう。

僕は3つとも当てはまっていました。

 

一番参考になるのは転職体験談です。

ウェブサイトの体験談だけでなく、転職経験者に会って体験談を参考にしましょう。

転職経験者の話が一番リアルで有益です。

 

勿論サイトでも体験談情報は入手可能です。

しかしながら、ぶっちゃけHPやブログで有益情報やノウハウを無償で提供している人は皆無でしょう。

普通は、僕も含めてノウハウを提供する代わりに何かしらの対価を求めます。

その対価が、アドセンス公告や良質サイトの紹介なら良いですが、悪質アフィリエイターには要注意です。

特に転職市場は、悪質アフィリエイターが多い!

キャリアアップだとか今後は転職が当たり前になるだとか、調子のよい事を言って転職自体を促す記事には注意しましょう。

もちろん良い情報を提供するアフィリエイターもいるので一概には言えませんが、リテラシー低めでサイトの良し悪しの見極めができない人は、サイト情報を鵜呑みにするのは厳禁です。

 

まとめ

理由なき転職は無意味です。

履歴書が汚れるだけで絶対にキャリアアップになりません!

 

  • 転職したくなったら3つの指標に当てはめる
  • 1つでも当てはまれば具体的行動に移してもOK
  • 体験談は大事だがウェブサイトの信ぴょう性には気を付ける

 

お役に立てば幸いです。 

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